クローズアップ
拠点集約で横持ち費用削減, 店舗作業の大幅効率化を支援
ブックオフ・東名横浜ロジスティクスセンター
BOOKOFFを展開するブックオフコーポレーションの08年3月期売上は504億円と,右肩上がりの伸びを見せている。
BOOKOFFは旧来の「古書店」とは,まったくそのスタイルを異にしている。明るい店内の棚には磨かれた本を整然と陳列。「高く買います」ではなく「お売りください」の姿勢を貫くことで,家庭で不要となった書籍やCDなどを幅広く買い取り,販売するという「リユース・インフラ」として広く世の中にアピール。そのビジネスを定着させていった。
同社にとって一般企業の「仕入・調達」にあたるのが,この「買い取り」 だ。 伝統的な古書店ではここで,価値ある希少本は 高く・それ以外は安く,など「プロの目利き」機能が発揮されるのだが,プロしか買い取りできないのでは,全国チェーンのビジネスモデルが成立しない。
そこでBOOKOFFでは,主力商品である書籍なら内容にかかわらず,本の種類とコンディションのみで買い取り価格を設定,誰でも応対できるようにした。
これは売る側にも分かりやすい手頃な線と言え,このあたりが利用客の心をつかんだのに違いない。
BOOKOFFの仕入・調達は各店舗での「自給自足」が原則。つまり通常は店で買い取った書籍はその店で,研磨など加工を経て店頭に並べて売る。ただし新規オープン店の場合は既存店舗からの商品を流すか,商品センターを設けて在庫を備蓄し,そこから送り込む必要がある。
同社ではそのため,92年に店舗の一角に開設したブックオフ大野台センターを皮切りに,中央商品センター(314坪) ,田名商品センター(283坪) ,田名第2商品センター(205坪)の3倉庫を賃借し,増加する一方の商品在庫を備蓄していた。
*この続きはマテリアルフロー4月号でお読みいただけます
●お詫びと訂正●
マテリアルフロー4月号掲載のブックオフ様の当該記事中に、本の買取価格を「定価の半額程度」とあるのは誤りです。関係者の皆様にお詫びして訂正いたします。