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TOP > MFオンライン  > 旬のマテリアルフロー 09年6月号

旬のマテリアルフロー

実地RFIDタギング書籍
取材協力/
昭和図書、数理計画


昨年11月,小学館が満を持して発刊した新刊書「ホームメディカ 新版・家庭医学大辞典」は,以後も店頭で上々の売れ行きを示している 。

発刊に先立つ注文販売も好調だったので,総発行部数は7.5万部に達する見込み。縮小市場に悩む出版業界にあっては貴重な,確実性ある大型企画であったことはもちろんあるが,部数増加の要因はそれだけではない。

業界の未来をかけた新チャレンジ, 「RFIDタギング」が国内出版分野で初めて,実用ベースで行われたのだ。

本号特集で詳しくレポートする通り,わが国の出版物売上高は10年来,長期低迷の渦中にある。中でも「返品率約4割」という実態が,業界関係者の危機感を煽る。企画・制作・流通・物流すべてにそれだけ発生しているムダを放置したままで,業界の未来はない。

要因の1つとして指摘されるのが,返品自由を認めた委託販売制と,固定した定価での販売を定めた再販売制の慣行だ。



これをフレキシブルに運用し市場を活性化する方法がある。同一銘柄本に返品自由な委託制と,原則買取りの責任販売制を併用することだ。


書店は先にマージンの高い買取本を売り,次に委託本を売り,残れば返品できる。これなら返品不可能な買切りのリスクを低減しつつ,より機動的な販売政策が採れ。

ところが。従来のバーコードでは,同一銘柄本をデータ上別々に区別できず,この思いを実現できない。そこで,RFIDに望みがかけられた。バーコードのデータに加えRFIDならシリアルナンバーなどを活用し,同一銘柄でも1つ1つ区別するユニーク識別が可能になるからだ。

ところが。従来のバーコードでは,同一銘柄本をデータ上別々に区別できず,この思いを実現できない。そこで,RFIDに望みがかけられた。

バーコードのデータに加えRFIDならシリアルナンバーなどを活用し,同一銘柄でも1つ1つ区別するユニーク識別が可能になるからだ・・・。




*この続きはマテリアルフロー6月号でご覧ください。