クローズアップ
無線デジタル仕分け+無線ハンディ端末でフレキシビリティ倍増
・・・日本アクセス・八戸MDセンター
MDセンターを全国展開
◆「次世代卸」を目指して
わが国食品卸トップスリーの一角を占める日本アクセスは,今「次世代卸」の実現を目指し事業展開を続けている。
言うまでもなく国内食品流通市場は高齢化・人口減少に加え消費不況・デフレの進行など,数々の難題を抱えている。
それが十数年来進展してきた生産基点から消費起点への流通構造変革,消費者ニーズの高度化・多様化,全国組織小売業との連携推進,さらにグローバル化などのトレンドと相まって,今も生き残りを賭した業界再編が進行する。
同社が「最強のパートナーとして選ばれ・評価される企業」への戦略を掲げるのも,そうした環境変化に対応するためにほかならない。
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では同社が中期経営計画(2008~2010)において基盤確立を目指す「次世代卸」とは,何か。
それは中間流通の基本機能である「商流」「物流」,そして金融を含む「金流」の3大機能に加え,消費多様化・ニーズ個別化時代に対応する上で必要な「情報流」機能を兼ね備えた卸,と定義される。
「情報流」機能とは,消費者を含めた流通4層の情報を適時,的確にネットワーク化,また双方向にコーディネートし,新たな需要を創造する高度情報化機能を活用することである。
◆5温度帯に対応するTC
そんな日本アクセスは従来,小売業向け物流拠点として「MD(マーチャンダイジング・ディストリビューション)センター」を全国展開してきた。
これは全国6支社におく社内物流拠点(支店)・メーカー向け物流機能拠点とは別に,小売業向け店舗配送を支える拠点として国内に126か所を擁するネットワークだ。
そのうち編集部が今回訪れたのは,青森県八戸市にある八戸MDセンターである。
同センターは八戸エリアのコンビニチェーン69店舗,地元スーパー9店舗向けの商品一括受入れ・仕分け出荷・配送を担い,常温・チルド・パーシャル・冷凍・加温(18℃)の5温度帯に対応する通過型センター(TC)だ。
*この続きはマテリアルフロー4月号でご覧いただけます。