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クローズアップ

3温度帯最新拠点とシステム化で卸売市場の再生へ
横浜ロジスティクス 横浜フレッシュセンター



青果物に代表される農水産品の流通は,全国の産地で生産される膨大な種類の商品をいかに効率的・継続的に集荷し,小売業者,加工業者,外食業者等に分荷するかが大きなテーマだ。

その円滑な進行に重要な役割を果たしているのが各地の中央卸売市場を中核とする卸売市場で,長年にわたりわが国固有の食文化・生活様式に適合した基幹的な流通の仕組みを提供してきた。

だが近年,その位置付けに大きな翳りが見え始めた。流通形態の多様化・効率化により,青果物が産地から市場を“中抜き”して店舗へと流通する,「市場外流通」が拡大の一途を辿っているのだ。

さらに04年,「卸売市場における取引規制の弾力化」をコンセプトに卸売市場法が改正されたことで,その動きには一層の拍車がかかった。今や卸売市場を取り巻く環境は大きな転機を迎えている。

そうした中,青果卸大手の横浜丸中青果(株)と仲卸業者・物流業者が共同出資で横浜ロジスティクス(株)を設立,06年4月には横浜市民の台所である横浜中央卸売市場南部市場に「横浜フレッシュセンター」を構築・本稼働させた。

新拠点は青果物に加え冷凍・冷蔵品まで幅広い商品に対応する3温度帯対応加工配送センターとして,ユーザーニーズに対応,外食産業などに着々と荷主を拡大中だ。

これは卸売市場が自ら近代的体質改善に挑み再生・逆襲を図った,全国でも初の注目事例である。



*この続きはマテリアルフロー3月号でご覧いただけます。