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TOP > MFオンライン  > closeup > クローズアップ 2009年5月号

クローズアップ


関西にドライ食品の新集約拠点,高度マテハンで多品種・大量出荷
九九プラス・関西DDC



◆東西で急速に拠点整備
生鮮品を含む各種食品から雑貨まで,食品スーパー並みの品目をコンビニ並みの小型店舗に揃え,100円ショップのように99円均一で販売する独自業態, 「SHOP99」を全国展開している(株)九九プラスは,この世界不況も追い風に受け,勇躍成長を続けている。

コンビニ大手・ローソンの連結子会社となってから, 「ローソンストア100」に移行中の店舗もますます好調。現在の総店舗数856店(09年3月末)を今後は直営店主体からフランチャイズ展開に切り替えつつ,11年3月期には1200店まで拡大することを目指している。

この急展開をカバーする物流体制を整えるため,同社はこの数年,物流拠点ネットワークの再構築を急いできた。とくに大消費地である関東・関西が最優先課題だ。

西関東DDCが人手中心の運用で九九プラスの「多頻度大量物流」対応に挑むシステムだったのに対し,関西DDCはピッキングカートシステムやコンベヤなど先進マテハンを活用と,好対照をなしているのが注目点。ぜひ比較してみてほしい。


◆既存設備も利用し改修

九九プラス関西DDC(DDCとは,ドライ品の在庫型配送センター)は,西関東DDCと同日の08年11月15日に新稼働した,常温品の専用物流センターだ。

従来の2センターを集約し大阪府茨木市に構築。大阪府全域と兵庫県の一部(神戸市) ,京都・奈良の一部を含む関西地区188店舗(09年2月末現在)向けに,常温商品(加工食品・酒類・麦酒・菓子・米)を供給する。

物件探しの過程で,ある企業が雑貨配送センターを置いていた当地から移転することが分かり,賃借を決定。だが08年8月の撤去後,同年11月に新稼働させる計画だったから,開設担当メンバーは懸命に準備を進める必要があった。

九九プラス物流管理部長の西村武英氏は, 「元が雑貨センターのためある程度物流特性が近く,現場運営を委託することにした旭食品さんと検討し,使えるものはそのまま使って短時間で稼働させることにしたんです」とその経緯を話す。