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10/03/16(313)

Column 「ちょっとマテフロ」



生鮮物流徹底改善で5,000万円超のコスト削減!

その3/イトーヨーカ堂・厚木生鮮センター


 月刊「マテリアルフロー」3月号から、イトーヨーカ堂(IY)厚木生鮮センターの物流改善

事例の要点紹介。今回はまず、「2S」に始まる改善の基礎活動への取り組み経過と

成果から。数千万円の結果も地道な一歩の積み重ねなのです。



■ 全員参加で

改善成果報告会では次に、現場改善の状況を先に検分した上で、湘南物流の堀井

孝浩改善プロジェクトリーダーが具体的な活動経緯と成果の報告を行いました。

本センターの改善プロジェクトは、生鮮センター85名、共配センター64名、運行4名の

「全員参加」を合言葉に、活動を開始。「それまでは同じ社内なのに各部門バラバラで

身勝手に業務しており、方向性が定まらなかった。そこで今回は湘南物流の全体最

適、センターが1つになっての活動を目指した」と堀井氏は打ち明けます。



■ 2S活動

改善基礎活動は、常に変わることがない改善の定石、「2S」から始まりました。ご存

知のとおり、整理⇒不用品を処分すること/整頓⇒必要なものをすぐ取り出せるよう

配置すること、が基本です。

センター1,2Fの事務所と構内、8℃庫,3℃庫ほかの各構内、バースその他と各部門で

担当を分け、責任者を配置して以下の活動を進めています。
・チェックリストで構内を巡回

・評価(獲得点数・達成率)の推移を見える化

・2S会議の実施

・10分間清掃(毎日)

・構外清掃(毎月第3火曜、全員参加)



■ 安全・品質その他 

続いて優良先行事例に学ぶベンチマーク活動も、欠かせません。IYの協働改善の場

合、ライバル物流企業であっても同じくIYの物流を受託する仲間として、気軽に学びあ

うことができるのも大きなメリットだと思います。

今回は川崎生鮮、川越生鮮、浪速東京、友和住居配送、西多摩加食、習志野生鮮、

八千代加食、関西冷凍などの各センターを改善メンバーで訪問しました。各社の協力

を得て多くを学ぶことができたと、堀井リーダーは感謝をこめて紹介していました。

また安全・品質のテーマでは、部門・テーマで色などを統一仕様とした標準掲示物を

作成、掲示し啓蒙活動を展開しています。

これら様々な改善基礎活動の全体では、以下のような実績が上がりました。
・作業標準書作成…81枚

・2S改善箇所………167箇所

・作業改善箇所……25箇所

・表示物枚数………1,725枚

・グループディスカッション回数……27回(毎週水曜朝)


次回はこの基礎活動の上での、本格的な改善の取り組みに入ります。

 

(次回につづく⇒詳しくは「マテリアルフロー」3月号特集をご覧下さい)





 




月刊マテリアルフロー 編集長

菊田一郎



 

 


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