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キユーソー流通システム、第1四半期収益342億4800万円の微増を記録



(株)キユーソー流通システムは、平成20 年11 月期第1四半期の財務・業績を発表した。

同社が専門とする食品物流業界においては、顧客の事業環境の変化や消費者の低価格志向持続を背景とした顧客の物流コスト抑制および物流業者間の価格競争で受託料金が減少する一方、燃料価格の上昇に加え食の安全・安心に応える物流品質向上への投資や、人材確保のコスト増など厳しい経営環境で推移した。

このような状況のなか、同社グループでは、顧客が満足する物流品質・サービスの提供、収益力の回復を目指した基本方針に基づいた「業務の標準化による事務および荷役作業の効率化」、「新サービスの立上げ」、「固定費の吸収と変動費の削減」などの戦略を推進。「業務の標準化」においては、業務システムの改良による入庫作業の統一や名古屋地区および関西地区で無在庫物流と在庫物流の拠点を分離、「新サービスの立上げ」においては、川崎低温物流センターにおける輸入貨物の通関事務・保税業務や、中国における冷凍冷蔵品の保管業務の開始、「固定費の吸収と変動費の削減」は、運送をともなう新規顧客開拓やパレット回収の促進を推進した。

結果、営業収益は食品メーカー等の保管をともなう共同物流の顧客獲得は低調に推移したものの、コンビニエンスストアや量販店等の流通業者を主な顧客とする専用物流の受託およびキユーソー便全国小口輸配送システム(キユーソースルー便)は食品メーカー等からの受託が拡大した。また、その他事業は、コンビニエンスストア
店舗の新規出店や燃料販売が寄与し増収となった。

利益面ではコスト低減は進んだものの、燃料単価の上昇という外的要因に加え、川崎低温物流センターの立上費用と繁忙期対策費用の発生や、共同物流収入の伸び悩み、リース料や減価償却費などの固定費が増加し、減益となった。

以上、第1四半期の業績は、営業収益は342 億4800万円と前年同期に比べ4億500万円(1.3%増)の
増収となったが、営業損失は1億4100万円と前年同期に比べ2億5700万円の営業利益、経常損失は1 億2600万円と前年同期に比べ2億3800万円、四半期純損失は1 億800万円と前年同期に比べ1億9900万円(前期は190万円の四半期純利益)と減益となった。