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NECほか、資材受入れ業務を効率化するRFIDシステムを構築
NECならびにNECの子会社でサーバ等の生産を担当するNECコンピュータテクノは4月28日、UHF帯RFIDを活用して資材受入れ(検品)業務を効率化するシステムを共同で開発したと発表した。
新システムは、これまで人手作業で行っていたかんばん方式による調達品の資材受入れ業務について、(1)パレット上にある多種の箱に貼られたかんばんに付けたRFIDタグを一括で読み取るシステム、(2)多種・複数の資材が入っている混載箱内の各かんばんに付けたRFIDタグを一括で読み取るシステム、の2種の納品形態に応じたシステムで構成されていた。
特に、混載箱を一括読み取りする際、従来は読み取り精度の点でシステムの実用化が困難だったが、NEC独自のRFID活用技術により精緻な読み取りを可能とした。
NECコンピュータテクノは、この先進的なシステムを活用することで、納入資材のより正確な管理に加え、例えば混載箱に入っているかんばん品の検品時間を80%短縮するとともに、かんばん品の受入れ業務全体にかかる時間の約30%削減を目指す。
NECコンピュータテクノはこれまで、サーバやスーパーコンピュータなどコンピュータ製品の品質と生産性向上を目的に、1998年からかんばん方式の導入や生産・出荷工程におけるRFIDシステムの導入などの生産革新を進め、これまでの10年間で、生産性を10倍向上するとともに、棚卸資産を1/3に削減してきた。
このたび、RFIDシステムの適用領域を資材受入れ工程にまで拡げたことで、資材受入れから生産・出荷に至る全工程の「見える化」が可能となった。
●「資材受入れ業務 RFIDシステム」の特長
(1)パレット上の箱と混載箱それぞれに適した2種のRFIDシステムを構築
今回のRFIDシステムは、パレット上にある多種の箱に貼られたかんばんに付けたRFIDタグをゲートで一括読み取りするシステムと、金属やケーブルなど多種多様な素材・形状の資材が入っている混載箱内にあるRFIDタグ付きかんばんを一括で読み取るシステムの2種を開発。狭い空間にRFIDタグが重なり密集している混載箱の読取り率を向上させるために、読み取り時に混載箱を載せる台を回転させ、その周りを囲むアンテナの位置が最適になるように工夫を施している。
(2)かんばん品の資材受入れ業務全体にかかる時間の約30%を削減
新システム導入により、これまで人手作業/目視で行っていた資材受入れ(検品)業務の正確性を高めるとともに、一箱あたり110秒を要していた混載箱に入っているかんばん品の資材受入れ時間を20秒に短縮(80%短縮)、かんばん品の受入業務全体にかかる時間の約30%削減を目指し、さらなる生産革新を進める。
NECならびにNECコンピュータテクノは今後も、生産性革新に向けたRFID活用を積極的に推進するとともに、自社で培ったRFID活用実績・ノウハウをベースに、RFIDの導入コンサルティングからアプリケーション・ミドルウェア・RFIDタグやリーダ/ライタ等のデバイスまでトータルに提供するRFIDソリューション事業を強化するとしている。

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