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1~3月のトラック運送業界の景況感



(社)全日本トラック協会(全ト協)は、平成20年1~3月期におけるトラック運送業界の景況感(速報)を発表した。「悪化」とした事業者は62%(前回56%)、「好転」とした事業者は3%(前回4%)で、判断指標は▲72(前回▲66)に悪化した。

貨物別では、宅配貨物及び一般貨物は、輸送数量、営業収入ともに悪化した。宅配以外の特積貨物は、輸送数量、営業収入でやや水準を持ち直したが、営業利益は悪化した。人手不足感はわずかに緩和した。

宅配貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が42%、「増加」とする事業者が15%で、判断指標は▲33となり、前回(▲21)から水準を下げた。営業収入は「減少」とする事業者が44%、「増加」とする事業者が17%で、判断指標は▲34となり、前回(▲22)から水準を下げた。営業利益は「減少」とする事業者が49%、「増加」とする事業者が9%で、判断指標は▲47となり、前回(▲32)より15ポイント下げた。

宅配以外の特積貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が37%、「増加」とする事業者が14%で、判断指標は▲26となり、前回(▲33)からやや改善した。営業収入は「減少」とする事業者が35%、「増加」とする事業者が14%で、判断指標は▲24となり、前回(▲30)からやや改善した。営業利益は「減少」とする事業者が45%、「増加」とする事業者が6%で、判断指標は▲46となり、前回(▲33)より13ポイント下げた。

一般貨物では、輸送数量は「減少」とする事業者が39%、「増加」とする事業者が12%で、判断指標は▲32となり、前回(▲21)から悪化した。営業収入は「減少」とする事業者が41%、「増加」とする事業者が14%で、判断指標は▲34となり、前回(▲22)から悪化した。営業利益は「減少」とする事業者が55%、「増加」とする事業者が9%で、判断指標は▲56となり、引き続き水準が低い(前回▲53)。

業界の景況感を地域別にみると、北海道、東北は特に水準が低い。北陸信越、中国は相対的に水準がよく、やや悪化の水準に留まる。事業者の規模別にみると、大規模事業者は前回より水準を下げたものの、やや悪化に留まっている。主な取扱い品目別では、機械関連貨物はやや持ち直し、やや悪化に留まっている。建設関連貨物は相対的に最も水準が低い。

 
また全ト協によると、今後(平成20年4月~6月期)の見通しとして、 業界景況感の判断指標は▲77でさらに5ポイント悪化すると見ているが、宅配貨物は輸送数量、営業収入、営業利益ともやや改善、宅配以外の特積貨物は、輸送数量、営業収入、営業利益とも改善の見込み。


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