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QADジャパン、「自動車部品業界標準化コンソーシアム」を設立 



キュー・エー・ディー・ジャパン・インク(以下、QADジャパン)は5月21日、国内の自動車部品業界向け“基幹系・情報系システム”の“標準モデル”構築を目指す、ユーザー参加型の共同開発プロジェクト「自動車部品業界標準化コンソーシアム」の設立を発表した。
本コンソーシアムは、国際的規格に沿った形でのシステム導入に、かかる時間とコストを大幅に削減することを目的としている。

企業の基幹系・情報系システムは、業界ごとに仕様が異なり、導入時におけるカスタマイズが一般的とされている。また、各業界にターゲットを絞った製品においてもユーザー企業ごとの細かな仕様変更など、導入までに時間と費用がかかる。
また、国内の自動車部品業界においても、工程管理手法“かんばん方式”や部品識別記号“背番号方式”など業界特有の方式に対応する必要があり、企業ごとに追加開発を要す場合が多いのが現状だ。

一方で、昨今のOEM生産ではグローバルな自動車業界への参入、運用効率向上のため、資材管理に関する世界的な業界基準「MMOG/LE」(資材管理のガイドライン/ロジスティクスに関する評価方法)や、自動車業界向け品質マネジメントシステムの国際標準規格「ISO/TS 16949」といった国際的業界標準規格へのコンプライアンスが、グローバル規模で求められるようになってきている。

このような状況の中、本コンソーシアムでは、QADジャパン(ベンダー)、開発パートナー企業(SIer)だけでなく、協賛企業として自動車部品サプライヤー(ユーザー)も参加し、より現場のニーズを取り入れた “基幹系・情報系システム”の自動車部品業界向け標準モデルの開発を共同で行う予定だ。
QADジャパンのもつ自動車部品業界での豊富な実績だけでなく、ユーザーの意見も取り入れることで、“共通機能(シェアード・ライブラリ)”を定義しての開発を進め、また“シェアード・ライブラリ”に属さない各社固有機能についてはその必要性を再確認した上で開発、より柔軟性の高いモデルを構築していく。

これにより自動車部品サプライヤーは、追加開発などの期間/コストを削減できるだけでなく、スピーディーなシステム導入によるビジネスチャンスの拡大も見込めるとしている。

また、今回構築する業界標準モデルは、「MMOG/LE」、「ISO/TS 16949」に完全に準拠している。それにより各ユーザー企業は、資材管理やロジスティクスのプロセスを改善するために必要な取り組みを特定でき、生産ライン停止頻度や在庫維持費を削減、納品成績を向上させ、グローバル・スタンダードへのコンプライアンスを実現することが可能になる。

本コンソーシアムでは、4月より開発パートナー、協賛企業の募集を開始するとともに、6月には開発のベースとなる標準モデルを構築、2009年度中には、正式な“業界標準モデル”をリリースし、その後もコンソーシアムを中心に開発と検証を行い、サポートも継続して行う予定だ。


「自動車部品業界標準化コンソーシアム」概要
設立趣旨 : 企業経営の基本となる基幹システムのよりスピーディーな導入と、より使いやすいシステムの構築を自動車部品業界に特化した標準モデルとして提供することで、企業経営をより円滑化かつ活性化させ、さらに業界全体のビジネスを拡大させることに貢献する。

活動内容 : 2009年度中に、グローバル対応かつ基幹系、情報系業務をカバーできる業界標準モデル (一部製品化を含む)を開発し提供開始する。
・自動車部品業界向け基幹系・情報系システムの標準モデル構築にかかる研究開発
・同システムの一部製品化および、販売/導入サポート/保守/管理にかかる業務全般
・同システムの普及/啓蒙活動
・同システムのサポート業務全般

参加メンバー : QADジャパン ・開発パートナー企業4社 ・協賛企業5社(予定)







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