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TAPA日本、認証施設報告とセキュリティセミナーを5月20日開催



(社)日本工業技術振興協会 TAPAアジア日本支部は5月20日、東京都新宿区の東京都トラック総合会館でTAPA施設調査報告を兼ねたセミナーを開催した。約60名強が参加した


同支部は2月にアジア地域におけるTAPA認証施設の現状視察およびサプライチェーン・セキュリティの動向把握を目的にタイに調査団を派遣、その報告が行われた。

TAPA日本支部では国際物流の視点からコンテナ輸送におけるセキュリティの動向やRFIDを用いた商品の一括管理手法なども今後の重要な課題と見ており、セミナーでは東京海洋
大学海洋工学部助教 の渡部大輔氏が講演で「国際物流における電子タグ実証実験」を紹介した。

「現地調査では、倉庫内でWMSやシステム化が進んでいる一方で、輸送では管理が進んでいない」と渡部氏は指摘。「タイでは電子シールが活用されていたEDI自動通関事例を見学、先進的なものだ」と語る。

その後行われたパネルディスカッションでは東京海洋大学海洋工学部の渡邉豊教授(座長)を中心に、セキュリティに関するさまざまな問題点を浮き彫りにした。

渡辺氏は「キーワードはグローバルだ」としたうえで「発展途上国と見下していた国より、日本は物流に対するセキュリティ意識が低いことがよくわかった。これは抜本からの改革が必要だろう。現在の猫に小判、馬の耳に念仏から脱却しなければならない」と問題を提起した。


最後にTAPAアジア日本支部の浅生成彦代表は、今夏をメドにTAPA審査員養成の教育用ビデオを発表する予定だと明かした。



パネルディスカッションの模様