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凸版印刷、2.4GHz帯RFタグのリーダ/ライタ向けICを開発



凸版印刷(株)は、2.4GHz帯RFタグのリーダ/ライタ向けに主要な機能を集積化したIC「2.4G−TWR」を開発した。

同社では、複数の部品を1チップ化したこの「2.4G−TWR」を使用することにより、リーダ/ライタの小型化、低価格化が実現するとし、この「2.4G−TWR」活用の第一弾として、(株)日立製作所の非接触ICチップ「ミューチップ」対応、組込み用リーダモジュールを開発した。

日立の非接触ICチップ「ミューチップ」をはじめとする2.4GHz帯RFタグは、小型化できるため、オフィスや、イベント会場、アミューズメント施設などの入退場管理や、小型物品の管理などで活用されている。その中で、「ミューチップ」はイベント入場券をはじめ、幅広い分野で採用実績がある。

一方で、RFタグを活用する場合に、リーダ/ライタのコストがかかることや、リーダ/ライタが大きく設置場所を選ぶことなどから、改善のニーズが多くあった。

今回、凸版印刷はこのニーズに対応するため、RFタグの製造やシステム開発で培ったノウハウ・技術を活かし、従来は複数の部品で構成されていたリーダ/ライタの高周波(RF)回路を、1チップに集積化した。 これによりリーダ/ライタの部品点数を大幅に削減し、リーダ/ライタの小型化、低価格化が実現できた。

さらに今回、大きさを従来の1/4(当社比)にした、日立の「ミューチップ」対応の組込み用リーダモジュールを開発し機器メーカーや、システムベンダー向けに評価用サンプル提供を本年10月下旬より開始する。また、2009年4月から本格販売を目指す。

IC「2.4G−TWR」概要
・動作電圧 :3.3[V]
・小パッケージ:QFN48Pin
・構成    :送信アンプ/ローノイズアンプ/ミキサ/周波数シンセサイザ/デモジュレータ など
・対応周波数範囲:2.4~2.5[GHz]

ミューチップ対応 組込み用リーダモジュール概要
・構成   :アンテナ一体型
・通信距離 :20mm程度(通信距離は使用環境により異なります)
・大きさ  :縦30mm、横40mm、厚さ8mm
・評価用サンプル価格:10,000円以下/個


          リーダ/ライタ向けIC「2.4G-TWR」            組込み用リーダモジュール