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群馬大学、老朽化構造の自動劣化診断システムを開発



(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の産業研究助成事業の一環として、群馬県桐生市にある群馬大学准教授、岩崎篤氏は、老朽化構造の自動劣化診断システムを開発した。

これは、構造に発生する損傷・異常に対する事前情報不要、老朽化が問題となっている構造に対して現時点から設置し、現状からのさらなる劣化の評価を可能とするもので、各種センサーの組み合わせを可能としネットワーク型計測にも対応するシステムだ。

道路トンネル用ジェットファンの異常発生モニタリングシステム「ジェイシグマ」として実用化済みのものであり、橋やビルなどの建造物のほか、交通車輌の車軸などの金属疲労も察知することができ、人と社会の安全に寄与する技術としてその適用範囲は大きいと注目されている。

システムの特長は、構造の痛みの度合いを正確に知るシステムではなく、どの程度かと大まかに把握するものであり、「違和感を感じるシステム」を構造に付与するという考え方に基づく画期的なものとなった。

今後さらに、航空機、燃料電池車の素材である炭素繊維強化複合材料の剥離損傷診断や、工場プラント施設の劣化診断等の損傷進展度合いの評価法として、あるいは誤検出に悩まされている既存の警報システムで、真の警報を検出する補助システムとして活用するなど、積極的に活用範囲を広げていきたいとしている。

問い合わせ先
群馬大学大学院工学研究科 岩崎 篤准教授
TEL : 0277-30-1535   FAX : 0277-30-1535
e-mail :iwasaki@me.gunma-u.ac.jp
URL :http://www.me.gunma-u.ac.jp/zai1/iwa/indexj.html


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