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日本郵船、世界初のコンテナ専用立体格納庫の建造を決定



日本郵船(株)は、同社が借り受けて運営している大井6号コンテナ・ターミナル内に、スタッカークレーン方式としては世界初となるコンテナ専用立体格納庫を建造する。

これにより、敷地の有効利用と荷役効率の向上が実現、また環境に優しい荷役を行うことができる。埠頭エリアの敷地の有効利用は他の先進諸国でも課題となっており、同社は本格納庫に関する特許を出願して今後は海外展開も視野に入れたいとしている。

同社は、格納庫の完成を2010年度中、また2011年度からの操業開始を予定している。


立体格納庫の概要
全長  :150m
幅   :56m
面積  :8,400平方メートル
高さ  :31m (7段の格納棚)
合計棟数:2棟
コンテナ収容個数:840TEU(2棟合計で40フィートコンテナ420個分の格納棚を設置)
・コンテナの格納・取り出しは2基のスタッカークレーンにて行う。
・リーファーコンテナの格納も可能(格納庫内に電源プラグ有)

導入の利点(データは同社調べによる)
1.荷役効率の向上
・荷役作業の簡略化
      <例> 段積みされている一番下のコンテナを取り出す場合
      (従来)上に段積みされているコンテナを一度全て移動させる必要有
      (本格納庫)棚状のためコンテナ格納の位置にかかわらず、すぐに取り出し可能

・荷役作業の簡略化
      従来のトランスファークレーン2基の処理能力・・・・1時間あたりコンテナ36本
      本格納庫のスタッカークレーン2基の処理能力・・・・1時間あたりコンテナ48本
      ⇒以上の2点よりコンテナ1本あたりの作業時間を8分削減。

2.スペースの有効利用
      同じ面積で比較した場合・・・
      (従来の取扱高)年間約36,000TEU
      ⇒(本格納庫での取扱高)年間約60,000TEU(66%増)

3.環境配慮
      電動であることと、荷役効率の向上とによって、軽油使用のトランスファークレーンとの比較で約63%のCO2削減が可能