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佐川急便グループ、燃料価格の上昇などで国内定期航空運送事業を廃止



佐川急便グループのギャラクシーエアラインズ(株)は8月5日、国土交通省に対し2008年10月6日を廃止予定日とする、混雑空港国内定期航空運送事業廃止届を提出した。

ギャラクシーエアラインズは貨物専用機を用い国内線の主要路線を結ぶことで、宅配便の翌日配達可能地域拡大という最大のメリットとビジネスチャンスを提供すべく2005年5月に設立された。貨物輸送量も2007年度には30,000tを超えるなど、SGホールディングスグループにおけるデリバリー事業の主要事業の一つとしての役割を担ってきた。

しかしながら設立計画時の想定コストに比べ、整備・運航等に関するコストの増大、経年機に対する整備費負担拡大および原油高に伴う航空機燃料の高騰等によりギャラクシーエアラインズの収益が大幅に悪化し、2008年3月期決算では30億円の営業損失を計上した。

2008年3月期決算の監査にあたり、繰延資産の一括償却並びに固定資産の減損処理が不可避のものとなり、ギャラクシーエアラインズは債務超過に転落した。同社は事業存続に向け、SGホールディングス(株)および他の株主と再建策について協議を進めてきたが、合理的な再建案並びに資本政策案を提示できなかったことから、関係各位への影響を最小限にとどめるとともに、安全運航を確保するためにも早期に運航停止を行うべきであると判断したもの。