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ヤマトロジスティクス、ジェネリック流通システムを運用開始



ヤマトグループのヤマトロジスティクス(株)は、購入者と製造・販売者をダイレクトに結び、ジェネリック医薬品の小ロット全国翌日配送を可能にした新しい流通システム「ヤマトメディカルダイレクト」を開発し、9月より、学校法人聖マリアンナ医科大学向けに一部稼動を開始する。

世界最長寿国である日本は、「国民の健康で豊かな生活」と「医療費の抑制」の両立という難しい課題に直面している。その中で、新薬と同じ有効成分を持ち、かつ低価格であるジェネリック医薬品の利用促進は、患者負担の軽減と医療費の削減を実現する非常に有意義な手段であり、国も重要な取り組みとして推進している。しかしながら、欧米諸国と比べ、その普及が遅れているのが現状であり、その大きな要因のひとつが「流通体系」にあるとされている。

そこで、ヤマトグループは、宅急便事業で培った経営資源であるIT(情報技術)・LT(物流技術)・FT(金融技術)を駆使し、低コストでかつ全国安定供給を実現する新しい流通システムを構築・提供することとした。

同システムは、医療機関・調剤薬局とメーカーが直接売買取引を行う流通システムで、注文受付から・配送・代金回収まで一連の作業をヤマトロジスティクス(株)がメーカーからまとめて受託することで、複数購入者と複数メーカー間の直接取引をワンストップで実現する。

これにより、医療機関・調剤薬局は、購入コスト低減と少量でも全国翌日調達が可能に、また、メーカーは、流通コストおよび流通在庫の削減と収益率向上が実現できる。

運営については、ヤマトロジスティクス(株)が中心となり、配送機能はヤマト運輸(株)・ヤマトグローバルエキスプレス(株)が、決済代行機能はヤマトフィナンシャル(株)・ファインクレジット(株)が、情報管理機能はヤマトシステム開発(株)が担い、グループのノウハウを結集して展開する。