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凸版印刷ほか、RFID住宅設備メーカー向け管理システムを開発・導入
凸版印刷(株)と(株)トッパン・コスモは、TOTOハイリビング(株)と共同で、RFタグを活用した住宅設備メーカー向け原材料システムを開発した。このたび業界に先駆け、この原材料管理システムをTOTOハイリビング・茂原工場(所在地:千葉県茂原市)へ導入、9月から本格運用を開始する。
茂原工場は、TOTOブランドのシステムキッチンや洗面化粧台を生産する国内最大規模の工場。今回、導入する原材料管理システムでは、表面が書き換え可能なロイコリライトRFタグ(リライトRFタグ)を活用し、原材料の1つである化粧板の在庫状況をリアルタイムで管理する。
具体的には、化粧板を保管するパレットにリライトRFタグを取り付け、入庫・出庫、製造現場からの返還時にリライトRFタグの読み込み、書き込みを行う。これにより在庫数量や使用履歴の管理負荷が削減できるとともに、適切な在庫数量がリアルタイムで把握できる。
背景としては、湯沸かし器や暖房器具などを長年使用したため発生した事故が相次ぎ、住宅設備の安全性が求められている。国もこれらの事故を防止するため、改正消費生活用製品安全法などに基づき、指定した製品について「点検制度」を2009年4月から始める。
また、住宅設備メーカーでも製品の生産履歴を管理し安全性を高めるとともに、販売後のメンテナンスや事故に適切に対応する「トレーサビリティー」の確立を目指している。一方で、製品には数多くの部材/部品が使用され、製造企業がこれら全てを管理・記録することは、大きな負担となっている。
これらのニーズを受け、リライトRFタグを活用して原材料や部品の管理負荷を軽減するとともに、実際の使用量や在庫をリアルタイムで把握し生産効率を高めるシステムを開発した。
●システムの概要
・RFタグのデータ書き換えは100,000回 ,RFタグ表面の書き換えは500回以上可能である事から、今まで使用した紙などの消耗品の削減を可能とした。
・RFタグ周波数 : 13.56MHz
・使用RFタグ枚数 : 約1000枚
・導入リーダ・ライタ数 : 6台
TOTOハイリビングは、RFタグによって管理する範囲をさらに拡大し、基幹システムとの連動による作業工程管理システムの構築を行ない「どの製造ロットの原材料」が「どの製品」に使用されたかを追跡確認を可能とし、将来的には製品の安全性を確認できるトレーサビリティーの確立を目指す。
なお、同システムは9月10日(水)から12日(金)に開催される「第10回自動認識総合展」(会場:東京ビックサイト、
主催:(社)日本自動認識システム協会)の凸版印刷ブースにて展示される。
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