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日通、小型旅客機用航空コンテナを開発、福島空港にて利用開始



日本通運(株)は、主に地方空港を発着する国際・国内線が、ボーイング737型などの小型機が中心で、航空会社が
所有する既存の航空コンテナが使用できないケースが多いことから、小型機専用航空コンテナを開発、運用を開始した。

この専用航空コンテナは、同社仙台航空支店商品開発チームが中心となり、福島県など地方空港活性化を目指す
地方自治体や小名浜税関、福島空港に定期便を運行する航空会社の協力を得て開発し、官民一体の取り組みにより実現した。

従来、小型航空機への貨物搭載は、個々の貨物を人手で直接積み込む方式が一般的で、輸送途上のダメージや発着空港の悪天候による水濡れが発生するなど、航空コンテナを使用した場合と比較し、輸送品質に問題があった。

新たに開発した専用航空コンテナは、内寸120cmX60cmX50cm、耐荷重約 850kg、自重約5.5kgのポリプロピレン製
で、軽量でありながら高強度を実現し、小型航空機でも安全な輸送サービスが提供できる。

福島県をはじめ地方空港のある各自治体では、空港活性化の一環として国際航空貨物の誘致に積極的です。一方
、同社も地方から直接航空輸送することは、航空貨物輸送のメリットであるハイスピード化、高品質化が可能となることから、積極的に地方空港を活用した輸送サービスの構築を目指してきた。

同社では8月28日、福島空港を出発した中国東方航空の上海線、並びに日本航空の関西空港線(関西空港から香
港線へ積み替え)を利用し第1回目の輸送を実施した。今後は仙台空港発の中国国際航空の北京便、大連便に拡
大し、さらには全国の地方空港へ拡大する計画だ。