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ダイフク、高能力ケース自動倉庫「DUOSYS」を新開発



(株)ダイフクはこのほど、ケース自動倉庫「シンクロナイズドシステム」の同調制御技術と軽量化技術をさらに発展させた高能力ケース自動倉庫「DUOSYS」(デュオシス)を開発し、同機を国際物流総合展2008へ出展したのを機に、販売を開始した。

「DUOSYS」の最大の特長は、自動倉庫の1アイル(通路)に2台のスタッカークレーン「ラックマスター」(以下、RM)を設置し、同調制御技術により互いに干渉を避けてすれ違い移動し、入出庫を行うようにしたこと(世界初、特許申請中)。それを2層構造にして、1システム計4台のRMを同時に稼働させることにより、1時間当たり最大2,200ケースという非常に高い入出庫処理能力を可能にした。

同機は自動倉庫を、単なる保管システムとしてだけでなく、その後工程にあたる仕分けや荷揃えまで行える出荷処理システムとして活用できる、ダイフク独自の新DA(Distribution Automation)システムとして開発。立体的な仕分けシステムのため、ソーターのような平面的な仕分けシステムと比べて省スペース化および省人化を実現する。物流センターにおいては、上位側のシステムの平準化と荷捌き場のカテゴリー別(店舗別・通路別)仕分けを簡素化することにより、大幅な人員削減を実現し、システム全体のバランス化に貢献する。

「DUOSYS」その他の特長
・エコロジーシステム
RMの軽量化設計により、消費電力を低減。さらに、必要な処理能力に合わせて、RMの稼働台数や走行速度を最適化させたり、RMの減速時に発生する回生電力を他のRMで使用することによって、システム全体の省エネ化も図る。

・ノンストップシステム
4台のRMを独立して稼働させることができるため、システム全体が一度に停止してしまうことがない。

・高いメンテナンス性
1台のRMがメンテナンス中でもシステムの運用が可能。各RMの稼働回数をコントロールすることによって計画的なメンテナンスが行える。さらに、予知予報システム「DAGUARD」(ダガード)によっても、メンテナンスをより計画的に実施することができる。

標準的な価格は、国際物流総合展に出展したタイプ(1,000ケース保管、RM4台)の場合で約3,000万円。年間100システムの受注を目指す。立体的な仕分けシステムであるため、マテハンシステムだけでなく物流センター・配送センターの規模を縮小することも可能。建築費などの投資金額も抑えることができ、トータル的に効率の高い設備投資を実現する。