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フェデックス社、ケルン/ボン空港貨物センターの定礎式開催
フェデックス社はドイツのケルン/ボン空港に貨物センターを建設することを決定していたが、このほど定礎式が行われた。2010年の完成時には、5万平方メートルの敷地に積替え・積込みヤードが建設され、事業開始段階から450人が雇用されることになる。
世界最大の国際航空貨物輸送会社とされるフェデックス社は、この貨物センター設立により、中欧および東欧ハブ拠点をフランクフルトからケルン/ボンに移転する決定を下した。リュトガースNRW州首相は、「今回の移転は、NRW州のロジスティクス拠点を一層強固にするもの」と述べ、またケルン市のシュラマ市長も「新貨物センターはケルン/ボン地域にとり非常に大きな意味を持つ」と補足した。
シュラマ市長は空港の役割について、「ケルン/ボン地域のロジスティクスにとって必要不可欠な空港だが、同時に空港の過度の拡張から市民を守らなければならない。そのためには公的介入も必要だ」と強調した。これは長引くケルン/ボン空港の公的所有権の議論を反映しての発言で、連邦政府はケルン/ボン空港の31%の持ち分を売却する意向を示しているため。
それを受け、NRW州は暫定的に民営化することを提案。これに対し、ケルン市は自らの出資割合を50%以上に引き上げると発表した。目下、連邦政府、NRW州およびケルン市の持ち分はそれぞれ31%である。
9月にはベルリンの財務省にて、連邦政府、NRW州およびケルン市によるトップ会談が実施され、基本的合意を得るに至ったが、今後の持ち分について交渉が難航している。
ヨーロッパのみならず、アフリカ、中近東およびインドも管轄しているElliott社長は、建設される貨物センターはアメリカに次いで最新の貨物センターになると述べた。5ヘクタールの敷地には、時間当たり1万2,000個の小包および書類を振分ける全自動仕分け装置が完備する。
さらに屋上には1万6,000平方メートルのソーラーパネルが設置され、年間、1.3ギガワットが発電される。これは370戸の消費エネルギーに匹敵する。このソーラーパネルで、貨物センターの必要電力の約30%をカバーできるという。
Elliott社長は、「ケルン/ボン空港には、中期ビジネス計画を達成する上で必要な前提条件が整っている。それは、建家の拡張可能な土地を確保できること、また柔軟な夜間飛行ルールである」と、ケルン/ボン空港への移転理由を挙げた。
ケルン/ボン空港のGarvens社長は、「フェデックス社の移転に当たり、我々は一銭も出費しなかったし、公的助成金も支払われなかった。この点がライプチッヒ/ハレ空港とは大きく異なる」と強調した。1年程前、航空貨物輸送事業のルフトハンザカーゴおよびDHLがケルン/ボン空港からライプチッヒ/ハレ空港に移転した際には、20万トンの貨物積替え作業がなくなり、約850人の雇用が失われたという。
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