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東芝ソリューション、「モノづくりソリューションテンプレート」発売



東芝ソリューション(株)は、これまで製造業の顧客に導入してきたシステムから共通機能や導入手順を分析し、テンプレート化した「モノづくりソリューションテンプレート」の販売を11月より開始した。

製造業における基幹システムの多くは、欧米のパッケージをベースに導入企業の個別要件をカスタマイズして導入している。同社は、東芝グループを始めとする様々な製造業に導入してきた、PLM(製品ライフサイクル管理)、ERP(統合業務パッケージ)、CRM(顧客関係管))、調達などの基幹システムのカスタマイズ部分に着目し、共通化できる機能をテンプレート化した。さらに、テンプレート群を含めたソリューションを短期間で導入できるメソドロジー(方法)の開発を行った。

例えば、設計・開発業務を中心に利用されているPLMソリューションの場合、国内製造業では、部品表編集機能、出図/配布機能、設計変更機能などで多くのカスタマイズが発生する傾向がある。そのカスタマイズ部分をさらに分析すると、「コンシューマ(消費者)向けの量産品を製造する企業」、「顧客の仕様に基づいて製品を設計製造する企業」で、その傾向が2グループに分類される。本ソリューションでは、このグループ単位ごとにテンプレートを整備した。

また、従来のパッケージを使用したフィット&ギャップ型のシステム要件定義では、顧客の業務プロセスを個別に記述し、ソフトウェア機能とのマッピング(対応付け)を行う作業に、多くの工数が必要とされた。

本ソリューションでは、あらかじめテンプレート機能を組込んだ業務プロセスとソフトウェア機能をマッピングした「チェックシート」、さらに実機により機能を確認できる「プロトタイプモデル」をセットにした。これにより、従来よりも短期間で仕様決定と導入評価をすることができ、開発完了後に仕様のくいちがいが発覚して多くの追加開発が発生することを極小化できる。

東芝ソリューションは、「量産設計PLMソリューション」を11月に販売開始し、今後順次「受注設計PLMソリューション」、「電子入札・見積ソリューション」、「間接材調達ソリューション」、「経営情報モニタリングソリューション」などをリリース、3年間で60億円の販売を見込んでいる。

●モノづくりソリューションテンプレートの構成
(1)ソリューションサマリ     :概要、適用分野、導入効果、導入の進め方の早分かり
(2)デモシナリオ         :ソリューションの適用イメージ、機能の早分かり
(3)フィット&ギャップテンプレート:適用プロセスと機能マッピング、適用率の早分かり
(4)導入プランテンプレート     :導入スケジュール、導入準備作業の早分かり

●モノづくりソリューションテンプレートの種類

(1)受注設計PLMソリューション
(2)量産設計PLMソリューション
(3)設計技術伝承ソリューション
(4)電子入札・見積ソリューション
(5)間接材調達ソリューション
(6)経営情報モニタリングソリューション