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NECなど4社、「現場可視化ソリューション」を販売開始



日本電気(株)(NEC)およびNECエンジニアリング(株)は、ヤマハ(株)、および(株)谷沢製作所とともに、世界最軽量の超小型モバイルサーバ「VI(ブイアイ)シリーズ」を活用した「現場可視化ソリューション」を新たに商品化し、11月7日より販売活動を開始した。

同ソリューションは、世界最軽量の超小型モバイルサーバ「VIシリーズ」と音声・画像サーバ群、監視システムなどから構成され、建築・土木作業や鉄鋼業、重化学工業、電気・ガス・水道・鉄道・通信などライフライン施設、さらにはデータセンターなど様々な「現場」の作業を可視化し、顧客に安心と安全を提供する。

「VIシリーズ」の筐体タイプは、重さわずか130グラムで、作業者はウェアラブル端末として自身の体に装着可能であり、また、超小型モバイルサーバ・ボードを組み込んだ専用ヘルメットは、内蔵カメラとイヤホンマイクを使うことにより、ハンズフリーで現場の状況をリアルタイムに管理者に伝えることができる。

遠隔地にいる管理者、熟練者の的確な指示を受けて作業できるため、広大な敷地を持つ製鉄現場など従来はタイムリーなコミュニケーションが困難であった場所での安全管理や品質管理の向上が可能になる。また、現場に設置し、位置情報(GPS)機能と各種センサを連携させることにより、生産設備の保守点検や鉄道や空港でのリアルタイム監視、さらには、石油パイプラインをはじめとする屋外での危険が伴う現場でも使用することができる。

すでに(社)日本鉄鋼連盟では、鉄鋼の製造現場において、ITを活用し現場作業員の安全性を確保する実証実験として、同ソリューションと同様の内容を実施した。実験の成果として、現場作業員のリスクの低減を確認した。このように同ソリューションは、これまで開拓されていない新しいマーケットを創り出す大きな可能性をもつとしている。

同ソリューションは、NECエンジニアリングが超小型モバイルサーバ「VIシリーズ」の開発を、ヤマハが音声会議用多拠点接続装置(音声MCU)の開発を各々担当し、NECがこれらを高信頼のSI力でとりまとめ、ソリューションとして提供する。超小型モバイルサーバ・ボードを組み込んだ通信ヘルメット「Uメット」は、産業用ヘルメットのパイオニアである谷沢製作所とNEC、NECエンジニアリングの共同開発によるもの。

なお、同ソリューションは、基本構成で販売価格は600万円(税別)からを予定しており、2009年1月から出荷を開始する。

同ソリューションは11月11日~13日の3日間、東京国際フォーラム(有楽町)で開催の「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2008」において展示を行う予定。