なお、H2Oリテイリングは同システムの中核パッケージとして、日本オラクルのビジネスインテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plus(以下、Oracle BI EE Plus)、「Oracle Database Enterprise Edition」、および「Oracle Enterprise Manager」を採用した。
これらの課題を解決すべく、新しい情報提供の基盤システムの導入を決定した同社は、同社の経営・業務課題を共有し、中期的な視点で、社内に散在するデータを独自のモデリング手法を用いて整理・統合し、利用者にとって利便性の高いシステムの提案を行ったNTTデータをITパートナーとして選定。また、同社は、日本オラクルが提供する情報活用のコンサルティング・サービス「Oracle Business Intelligence Express Service」を利用して、同システムの中核パッケージとして、オープンで柔軟性が高く、企業規模で多数のユーザが利用でき、かつ複雑な分析を自由に行いたい一部の利用者のニーズを満たす「Oracle BI EE Plus」を採用した。
●情報提供基盤システムの特長
(1) POS(Point Of Sales:販売時点)による売上情報から、仕入・商品・顧客情報などのあらゆるデータを統合し、経営層や社内各部署の社員が統一したデータを参照することで、日々の売上や利益、商品・顧客などに関する情報の分析をタイムリーに行うことが可能。従来のシステムではクロス集計表などによる複雑な情報分析で1日夜間処理を経る必要があった作業も、新システムでは数秒から30秒以内に短縮され、分析できるデータの取扱量は商品情報に営業と顧客情報も加わり従来の約5倍に増加した。