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日通、中国発全世界向け複合一貫輸送サービスを強化



日本通運(株)は、中国・長江中上流域主要都市(成都、重慶、武漢)を発地とする全世界向け複合一貫輸送(NVOCC)サービスを12月より強化した。

主な仕向け地は北米地域(ロサンゼルス、ポートランド、シアトル、ニューヨーク、サバンナ等主要港)、欧州地域(ハンブルグ、アントワープ、サザンプトン等主要港)、東南アジア地域(マニラ、ポートケラン等主要港)、豪州地域(シドニー、ブリスベン、メルボルン等主要港)、及び日本国内各主要港。東南アジアは週2~3便体制、その他の地域についても週2便体制でのサービスを提供する。

同社は、中国における現地法人の1つである天宇客貨服務有限公司の支店を長江中上流地域に設置し、海運・航空貨物の輸送サービスを展開してきたが、近年の中国中西部地区の経済発展に伴い、より多様な輸送ニーズが高まっている。

そこで、同社と中国海運日本(株)との共同出資により昨年設立したCNJワールドロジスティクス(株)の海上輸送サービスを利用、発地では天宇客貨による国内輸送、輸出入通関、コンテナドレージ等のサービスを実施、CNJワールドロジスティクスのサービスと組み合わせ、高品質で安定したFCL NVOCCのワンストップサービスを実現した。

四川省最大の都市である成都を発地とする海上貨物は、重慶から上流約150kmに位置する濾州港まで陸送し、長江内航コンテナバージに積み替えをする。重慶からの輸送では、三峡ダムにおいては事前通航申請を行なうことで迅速な通過を実現した。
また、GPSを完備したコンテナバージの利用や上海港専用バースでの積み替え等、他社には無い画期的なサービスを提供する。

中国中西部地域最大の都市である重慶市は1997年の北京中央政府が直接管轄する直轄市に昇格して以降、経済成長が著しく、自動車産業やオートバイ産業等、今後益々の発展が見込まれる地域だ。
また、上海と重慶との中間に位置する武漢は湖北省の省都であり、自動車産業や電子機器産業等が多数集積し、その他台湾の食品メーカー等が進出、既に物流が盛んになる基盤が形成されている。

上記の他、長江下流地域の主要都市である南京、蘇州においてもCNJワールドロジスティックスを利用した同様のサービスの提供を可能としている。

同社は中国全土に36都市101拠点を展開、中国に進出する日系企業の物流ニーズに対応できる体制を整えている。このたび、開始したサービスをラインナップに加え、同社中国内ネットワークを活用し、部材輸送から製品輸送まで顧客の中国物流をサポートしていく。