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全ト協、「日本のトラック輸送産業2008」を発刊




(社)全日本トラック協会はこのたび、トラック輸送産業の果たす重要な役割とともに、業界の現状とその対応について紹介することを目的として「日本のトラック輸送産業2008」を発刊した。


トラック輸送産業は国内物流の基幹産業として、わが国の高度な経済活動や豊かな国民生活を根底で支えてきた。とくに、人口や経済規模に比べて国土が狭い日本では、ドア・ツー・ドアの利便性とともに、時間を問わずに縦横無尽に走り回る機敏なトラックへの依存度はますます高まる傾向にある。

今やトラック輸送は国内貨物輸送のトン数で約9割、トンキロでも約6割を占めるまでに至り、このうち営業用トラックはトン数で約6割、トンキロでは約9割を担っている。

一方、トラック運送業界の99.9 %は経営資源の乏しい中小零細事業者で占められており、9種類に及ぶ自動車関係諸税や世界一高い高速道路料金の負担をはじめ、近年の安全や環境対策へのコスト負担増に喘ぐなかで、最近の燃料価格の異常な高騰が追いうちとなり、大半の事業者が厳しい経営を余儀なくされている。

また、トラック輸送産業は典型的な労働集約型の産業でもあり、少子高齢化時代を迎えるなかで、今後は若年労働者をはじめとする深刻な労働力不足も懸念されており、より高度で多様な輸送サービスを提供するためにも、優秀な人材の確保・養成が重要課題となっている。

このような状況のなかで、トラック運送業界は社会との共生を図るとともに、安全で良質な輸送サービスを安定的に確保・提供し続けることが求められている。このため、業界の大半を占める中小トラック運送事業者の経営基盤確立が急務であり、そのための適正な運賃収受が不可欠となる。

同協会では、この「日本のトラック輸送産業2008」の発刊により、少しでも多くの方にトラック輸送産業への理解が進むことを期待している。

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http://www.jta.or.jp/