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大日本印刷、銀行向けにRFタグ利用の「書類管理システム」開発



大日本印刷(株)(DNP)は、(株)静岡銀行向けに、同銀行のグループ会社で各種事務処理業務を行う静銀ビジネスクリエイト(株)の協力を得て、バーコードとRFタグを用いて、伝票や帳票などの書類の貸出や返却、保管、廃棄などを確実に行う「書類管理システム」を開発した。

同システムは、08年12月より静銀ビジネスクリエイト中央物流センター(静岡市)で、本格運用を始めている。
 
現在、個人情報保護法や内部統制の強化が求められる中、多くの金融機関は、より厳しいセキュリティ管理を目指した、重要書類の管理体制の充実に取り組んでいる。

銀行には、顧客が記入した帳票をはじめ、さまざまな重要書類が大量に保管・管理されている。これまで静岡銀行と静銀ビジネスクリエイトでは、これらの書類の入庫、貸出・代覧、返却、棚卸、廃棄などの管理業務の多くが記帳によって行われており、手間や時間がかかることから、これらの業務の厳正な運用と合理化が課題となっていた。

今回、DNPはこうした課題に応えるべく、静銀ビジネスクリエイトの協力を得て、静岡銀行向けにバーコードとRFタグを使った書類の一元管理が可能な「書類管理システム」を開発した。
 
同銀行における書類管理の仕組みは、各営業店舗から日々送付されてくる伝票を、営業店別・取引日別などに製本し、それを保管箱にまとめて保管棚に収める方式となっていた。今回開発したシステムは、営業店舗別・取引日別などに束ねたバーコード付伝票綴り用表紙を、保管箱と保管棚にはデータの一括読み取りが可能なRFタグを、それぞれに印字・貼付して管理する。

システム構成は、システムを管理するサーバー、伝票や保管箱の情報を登録するパソコン、据え置きタイプのバーコード読取機、RFタグ読取機のほか、バーコードとRFタグの両方を読み取れるハンディタイプの読取機や、バーコードとRFタグの両方を読み取り、運搬台車を兼ね備えた移動式パソコンのチェッキングカートになる。これらのシステムにより、効率的に入庫や貸出、棚卸しなどの作業が行える。同システムは、静岡銀行東館の静銀ビジネスクリエイト中央物流センターで運用されている。

●同システムの特長
・大量の書類の管理業務の大幅な効率化を実現
綴り単位のバーコードと保管箱単位でのRFタグを併用することで、確実な入出庫、貸出・代覧、返却などの管理が行えるとともに、従来の記帳方式と比較して、作業時間の短縮が見込めるなど、業務効率を大幅に改善することができる。
 
・個人情報漏えい防止を前提とした書類管理を実現
RFタグを活用することで、いつ・どの書類を誰が持ち出したかをリアルタイムで確認できる万全なセキュリティ管理のもと、個人情報の保護や内部統制強化の徹底を図ることができる。