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NEC、米・St.ジョセフ病院にRFタグ活用の温度管理システム構築



日本電気(株)(NEC)ならびに北米における企業向けネットワーク事業を推進するNEC Unified Solutions (NEC US)は、米国セイント・ジョセフ病院(米国ニューヨーク州)にアクティブRFタグを活用した温度管理システムを構築した。

同システムは、同病院内の薬品や血液などが格納されている冷蔵・冷凍庫に温度センサー付アクティブRFタグを設置し、同タグより定期的に温度データを収集することで、病院内に保存されている薬品や血液などの温度管理を行うもの。

米国では、医療機関で扱う冷蔵・冷凍物質の品質保持を目的に、温度管理に関して厳格な基準が設けられ、医療機関にその責任が課せられている。従来、温度管理は、看護師・研究者・薬剤師などによる温度計を用いた確認が一般的だったが、品質管理業務の効率化と、より高精度な品質管理が求められていた。

新システムはこうしたニーズに対応するものであり、病院内における品質管理業務を効率化し、さらに、物質の品質状態をリアルタイムに把握することで医療現場の安全性向上に貢献するもの。

●システムの特長
(1)温度センサー付アクティブRFタグの活用により品質管理業務を効率化

従来、同病院では、看護師や薬剤師が温度計を用いて、ワクチンや薬剤、血液バッグ、臓器、患者の病理検査結果などの温度を定期的に計測していた。新システムでは、これらが保存されている冷蔵・冷凍庫に、温度センサー付アクティブRFタグを設置し、温度データを自動的に収集することにより、看護師らによる品質管理業務が効率化される。

(2)リアルタイムでの品質データの収集により、医療現場の安全性向上に貢献

タグより収集された温度データは、ナースセンターや医務室に設置されている端末のWebブラウザより、リアルタイムに確認・参照が可能。物質の温度に加え、物質の状態や位置情報の24時間常時監視が可能となり、より精密な品質管理を実現する。また、あらかじめ設定した閾値(しきいち)を超えた場合にはアラームを発する仕組みとなっており、異常事態も即座に把握することが可能。