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キユーソー流通、倉庫事業は共同物流事業減少で減益に



(株)キユーソー流通システムは、このほど2008年11月期決算を公表し、事業の種類別セグメントの概況として次のように発表した。

倉庫事業は、共同物流事業の減少による営業収益の減収で、固定費を吸収できなかったことに加え、川崎低温物流センターや大手外食チェーン受託にともなう立上費用の発生、パレット費用が増加したことにより、事業収益は、221億9,800万円と前期に比べ6,900万円(0.3%減)の減収、営業損失は8億6,900万円と前期に比べ1億8,800万円(前期は6億8,100万円の営業損失)の減益となった。

運送事業は、燃料単価上昇の影響や共同物流事業の減少で長距離運送の積載効率などが悪化し粗利益が減少したものの、顧客への料金是正とコスト低減の効果に加え、専用物流やキユーソースルー便が伸長した。この結果、運送事業収益は、1,048億4,300万円と前期に比べ10億3,400万円(1.0%増)の増収、営業利益は19億5,200万円と前期に比べ4,000万円(2.1%増)の増益となった。

その他事業は、コンビニエンスストアの新規出店による販売増および燃料販売の単価上昇により増収となったことにより、その他事業収益は、160億2,800万円と前期に比べ18億3,800万円(13.0%増)の増収、営業利益は1億5,700万円と前期に比べ1,200万円(8.3%増)の増益となった。

同社グループでは引き続き、強みである食品物流サービス提供の総合力を生かし、市場シェアを拡大する一方、積極的な設備投資、物流技術革新および地道な合理化・改善活動による物流品質の向上と高い保管効率・運送効率・荷役作業効率によるローコストオペレーションを推進し、収益力を兼ね備えた食品物流のリーディングカンパニーとして「存在感ある企業グループ」となるべく、努力していくとしている。

また、以下の5点を軸に目標達成を進めていく。
(1)全国物流機能の強みを生かしつつ、輸入貨物対応力を強化することで総合力に磨きをかけ、共同物流事業およびキユーソースルー便を拡大。

(2)個別採算を重視しつつも、ドラッグストアなどの未開拓分野の開拓を進めることによる専用物流の受託の拡大。

(3)運送効率・保管効率の向上および省力化投資による業務コスト削減。物流品質向上・コスト削減効果の大きい倉庫作業支援システムの約70か所の営業拠点への導入を進めるとともに、保管効率を向上させるための倉庫の改良、省力化のための自動倉庫システムの導入等を推進。

(4)物流品質のさらなる向上。

(5)環境負荷軽減への取り組みとして、低公害車の積極的な導入、求貨求車情報システム(QTIS)のさらなる活用等。