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住友電気工業、パナソニックと共同輸送を開始



住友電気工業(株)は、パナソニック(株)と、両社グループの栃木県宇都宮市内と大阪府内それぞれの拠点を結ぶ31フィートコンテナ(パナソニックロジスティクス(株)所有、積載重量13.2t)による共同ラウンド輸送を開始した。

住友電気工業グループでは、地球的視野に立った環境保全への取り組みを経営の最重要課題のひとつとして位置づけ、輸送時におけるCO2排出量削減に向け、長距離輸送でのモーダルシフト化、グループ企業でのトラック共同輸送の拡大、車両大型化による積載量アップなどに積極的に取り組んでいる。

モーダルシフト化については、2001年度以降順調に拡大してきたが、2006年度をピークに、ここ数年のモーダルシフト率は横這いという状況だった。このような状況の下、新たなモーダルシフト化の可能性について、遠距離(500km以上)の重量物、納入時間の余裕の有無、輸送コスト等の視点から検討した結果、大阪市から栃木県宇都宮市向けの「銅伸線」を候補に選定した。

大阪~宇都宮間の銅伸線輸送(約600t/月)については、すでに昨年10月より、約半量を同業種である古河電気工業(株)と同社間でJR31フィ-トコンテナによる共同ラウンド輸送を実施している。しかし、残り半量のトレーラー輸送が残っており、同社では全量のモーダルシフト化を検討していた。

一方で、パナソニックにおいても他社との共同輸送を検討されており、こうした思惑が一致し、このたび異業種であるパナソニック(パナソニックロジスティクス・宇都宮事業所→大阪センター)と同社(大阪製作所→住友電工産業電線(株)・宇都宮工場)間において、31フィ-トコンテナを利用した共同ラウンド輸送を開始することとなった。

このモーダルシフトにより、両社で年間200tのCO2排出量削減が期待できる。同社グループはこれからも、モーダルシフトに留まらず、さまざまなCO2排出量削減に向けた取り組みを強化していくとしている。