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NECなど、IPテレフォニーシステム用通い箱でグリーンSCM実現
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NECなど、IPテレフォニーシステム用通い箱でグリーンSCM実現
日本電気(株)(NEC)とNECネッツエスアイ(株)、NECインフロンティア(株)は、業界で初めて、IPテレフォニーシステムの生産工場出荷から顧客の現場までのデリバリーに、製品を集合梱包・再利用できる通い箱を導入し、環境にやさしい「グリーンSCM」を実現した。
従来、IPテレフォニーシステムを顧客に納入する際は、生産工場から納入先の現場に直接輸送し、機器設定からシステム調整・設置まで現場完結型で行なっていた。そのため、現場ごとに個別作業が発生して効率化が難しく、また、梱包材などの産業廃棄物が現場で大量に発生してしまうなどの課題があった。
このような課題を解決するため、NECネッツエスアイでは08年10月より、現場ごとに個別作業で対応していたIPテレフォニー機器の諸設定を、同社のシステム構築の中核拠点である総合SIセンターで先行して行う方式に変え、同センターからネットワークを介して現場に設置した機器を調整するシステムを本格稼働させている。
さらに今回は、集合梱包・再利用が可能なIPテレフォニーシステム専用の通い箱を開発し、設定後の機器を数台ずつまとめて1つの通い箱に梱包のうえ、総合SIセンターから顧客の現場に輸送する方式を導入した。現場で使用済みとなった通い箱は、5分の1の大きさに折りたたみ、総合SIセンターにただちに返送、再利用される。
これと連動して、生産工場(NECインフロンティア東北)においても、総合SIセンターへ出荷する機器に集合梱包の通い箱を導入。工場での通い箱の導入にあたっては、生産ラインの改造を行い、製品組立の後の梱包工程において、他の出荷先の個装梱包にも、総合SIセンター向けの集合梱包である通い箱も、どちらにも対応できるようにした。
これらの取組みにより、現場における段ボールや緩衝材、ビニール袋などの廃棄物を大幅に削減することが可能となった。また、段ボールなどを片付ける作業も簡素化できるため、現場作業時間の短縮も実現している。
生産工場においても、通い箱導入により個装箱が不要となり、大幅な梱包材削減が可能となった。また、SCM全体においても、通い箱導入により積送効率が向上し、輸送エネルギーの低減にもつながっている。
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