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経産省、国際物流の「見える化」実証実験の結果を公表
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経産省、国際物流の「見える化」実証実験の結果を公表
経済産業省は4月27日、昨年12月10日から3か月間、RFタグを用いて実際の国際物流環境下(日本-オランダ間の海上輸送)で行った実証実験の結果を発表した。
同省はこの実証実験により、国際物流において貨物輸送状況の自動認識を実現するとともに、共通の貨物識別番号を用いることによって、発地から着地までの貨物輸送情報を関係者間で共有することを実現するなど、十分な成果が得られたとしている。
実験では、荷主・荷受人・物流事業者・税関当局の協力の下、コンテナ計39本(1,922パレット)の貨物を対象に、荷姿に応じた種々のRFタグを貼付し、日本の倉庫からオランダの倉庫まで、実輸送環境下で貨物のトラッキングを行う実証実験を実施した。
RFタグを読み取り、輸送情報をデータベースへ格納するプロセスは、固定リーダを用いて全て自動的に行われた。
この中で、アクティブタグについては、世界的に国際物流用途に活用されており、我が国においても同用途にのみ開放されている433MHz帯の有効性を検証。また、パッシブタグについては、国際物流での幅広い適用性を検証するため、日本(952MHz~954MHz)とEU(865MHz~868MHz)での同一タグの読取り精度を検証した。
共通の貨物識別番号を使用し、貨物や輸送容器に装着されたRFタグから取得した輸送情報と商取引情報を紐付けることによって、サプライチェーン上の全ての関係者間で貨物輸送情報を共有することができたことにより、国際的な貨物輸送の可視化の範囲と粒度が大いに向上することが実証された。
3か年に渡る同事業で仕様を検討してきたアクティブタグについては、検証された結果が、ユーザーからの要求事項として取り纏められ、国際標準規格団体EPCglobal の標準規格審議にフィードバックされている。
こうした技術が実用化されれば、国際物流において関係者間で情報を共有することが可能になり、将来的には、需給の変化に応じて俊敏に対応できる柔軟な物流の実現が期待されるとともに、通関手続きの効率化なども期待されるとして、同省では、今後もこのような取組を進めていくとしている。
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