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DNP、工場と外部委託企業でRFタグ使用生産管理システム導入




大日本印刷(株)(DNP)は、チラシやカタログ、パンフレットなどの商業印刷物の関西の製造拠点である小野工場(兵庫県小野市)に、業務効率の向上と生産管理体制の強化を目的として、RFタグを使った工程管理システムを導入する。

小野工場では、同システムを5月より3段階に分けて導入する。最終段階では小野工場の製造工程だけでなく、小野工場へ半製品を供給する協力会社へも同システムを導入し、小野工場の生産管理システムと連動させることで、生産管理全体の最適化を図る。
 

各工程のエリアに設置したUHF帯RFタグのリーダー(丸囲み部分)


●システム導入による期待効果

(1) 工程管理作業の負荷軽減を実現
      バーコードに加えてUHF帯
RFタグを用紙やパレットに添付し、各工程のエリア毎にRFタグ専用のリーダーを設置することで、半製品や製品の搬入・搬出時に、その情報を自動的に読み取ることができるため、バーコードの読み取り作業を削減、作業効率向上。

(2)生産管理体制の強化を実現
      RFタグを使用することにより、各工程に移動したパレットを自動的に読み取ることができるため、リアルタイムの生産状況の把握が可能になる。また、半製品などが工程の異なる場所に移動された場合の早期発見や、一時保管されている用紙や半製品、製品などのパレットが、何処に置かれているのかを把握することができる。

(3) 外部委託企業管理への展開による全体最適化を実現
      今後、外部委託企業にも同システムを導入し、委託企業の進捗状況や出荷情報を、小野工場の生産管理システムと組み合わせることで、リードタイムの短縮など、製造工程全体の最適化を図る。

(4) 環境負荷の低減
      製品の所在、工程進捗の正確な把握が行えることで、工場内のパレット搬送に使用しているフォークリフトを計画的に走行させることが可能となり、総走行距離の削減を通じて環境負荷の低減も実現する。システムの導入により、現状の総走行距離の約10%削減を見込む。