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トヨタ、物流業務の改善とCS向上を目的とした研修施設開設




トヨタ自動車(株)は5月25日、愛知県の社内研修施設「藤岡技術研修センター」内に、トヨタの国内販売店および海外代理店に対して、トヨタ生産方式に基づき、物流業務における改善とCS(顧客満足)向上を目的とした研修を実施する「TSL(トヨタ セールス ロジスティクス)カレッジ」を開設した。

「トヨタ セールス ロジスティクス」とは、トヨタ生産方式に基づき、販売に関わる物流を改善していく活動のことで、同社はこれまで、販売店/代理店に対する改善教育は、トヨタの担当者が各販売店、各代理店に出張して個別に実施していた。

しかし、教育内容や手法など担当者によって差異が生じること、また、教育を受ける販売店/代理店スタッフの定着レベルにバラつきがあることが課題となっていた。

「TSLカレッジ」は、こういった課題に対し、共通の指導要領を用い、訓練を重ねたトヨタの担当講師が指導することにより、販売店/代理店スタッフのノウハウレベルの均質化と生産性の一層の向上を図ることを目的に開設したのもの。

同施設は、講義室のほか、サービスフロントなどを設けた仮想店舗や内装洗浄が実施可能なU-Car洗浄ラインといった設備を設置するなど、より実践的な研修の場となっている。

具体的な研修は、販売店/代理店スタッフを改善インストラクターに養成する「TSLインストラクター研修コース」を6月1日より開始する。同コースには、「サービス物流改善」「誘致管理」「U-Car物流改善」「BP物流改善」の4コースを用意し、各コースとも4週間のメニューで構成されている。

受講者は各自の専門分野に沿ったコースを選択し、コース修了後、自社内でインストラクターとしてノウハウを伝授する。なお、今年度「TSLインストラクター研修コース」には、国内外の約30社から約50名が参加する予定。

●TSLカレッジ概要

所在地   :愛知県豊田市西中山町後田100-1 藤岡技術研修センター内
延床面積 :906平方メートル
設備    :講義室、仮想店舗(サービスフロント、スタッフルーム、BPフロント)、サービスストール、U-Car洗浄ライン
講師数   :14名