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新着情報


三井物産とJFEエンジ、農産物トレーサビリティサービス提供




三井物産(株)と、JFEエンジニアリング(株)(JFEエンジ)は6月11日、農産物トレーサビリティ(栽培・流通履歴)サービス提供のために、「株式会社アグリコンパス」を折半出資で設立したことを発表した。

三井物産は、子会社で農業生産現場における栽培履歴管理を可能にする情報端末を商品化している。一方、JFEエンジは過去20年に亘り、農産物の卸売市場の自動せりシステムや出荷団体向け集出荷管理システムに代表されるITシステムと、関連する物流施設のエンジニアリングを提供してきた。

アグリコンパスでは、三井物産とJFEエンジ両社の機能を融合することで、JA・農業法人を含む農産物の生産現場から卸・物流企業、小売・外食・中食企業、消費者までの一貫した農産物トレーサビリティ情報処理サービスの提供を開始する。

同サービスは我が国初めての試みとなるもので、サプライチェーン全体の価値向上を図る。アグリコンパスは本年秋からサービスを開始し、5年後の2014年に20億円の売り上げを目指す。

この新しいサービスは、サプライチェーン上の一元的なトレーサビリティ管理が可能で、全ユーザーは農産物の商品・品質情報に加え、栽培方法や流通履歴の入手が可能となる。

農業者にとっては携帯端末を通じた栽培履歴の記録と参照、そして適切な農薬使用方法の確認が可能となり、生産性の向上に大きく寄与するもの。アグリコンパスの情報処理サービスは自社が保有するデータセンターにインターネットを介して利用出来る仕組みとなっており、農業者にとっては高度な栽培履歴管理を少ない費用負担と簡単な作業で実現できる。

また、流通企業、小売・外食・中食企業及び消費者にとっても「食の安全」情報を全国どこからでも効率的に活用出来ることが特長となっている。


●新会社概要

社名       :株式会社アグリコンパス
代表者     :取締役社長 森下司氏
資本金     :2億円
出資者     :三井物産(株) 50%/JFEエンジニアリング(株) 50%
事業内容 :農産物栽培・流通に関する情報処理サービス(農産物トレーサビリティサービス)
所在地     :東京都千代田区大手町二丁目6番2号
設立       :2009年5月14日