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AMB、世界貿易と物流不動産需要の長期展望などで報告書発表




AMBプロパティコーポレーションは、「世界貿易と物流不動産需要の長期展望:世界経済危機の中での貿易主体の投資戦略」と題した調査報告書を発表した。

この調査報告は、世界貿易と物流不動産需要への影響、貿易と国内総生産(GDP)との長期的な関係を分析し、貿易の発展について展望するとともに、サプライチェーンと倉庫の将来ニーズに大きな影響を及ぼすことが予想される主要な動向についても検証している。


●報告書の要旨

 物流不動産需要の歴史的変動の80%までが貿易量の変動による。

 貿易量の成長は、GDPとの相関性が非常に高く、貿易量の成長率は過去50年間にGDP成長率の2倍以上になった。過去10年間ではGDP成長率の3.5倍となり、その結果GDP成長率のわずかな変動でも貿易量の成長に及ぼす影響が大きい。2009年のGDP予測に基づけば、貿易量は約10%落ち込むと予想され業界専門家たちの予測も同様となっている。

 最近の貿易量の減少は、インフレの変動・資金調達の可能性・サプライチェーンの反応性・最終製品のカウントミスの4つの要素によるところが大きい。

 現在の不景気、金融不振にもかかわらず、貿易の対GDP比、貿易の対物流不動産需要比の構造的な関係は不変。
過去数十年にわたる労働力・生産性・資本の世界的移動の結果、複雑だが効率的なサプライチェーンが構築された。
国内生産に根本的に戻ることは数十年を要し、多額の経費を必要とするため不可能。

 米国ならびに世界の2010年のGDP成長率について、現在コンセンサスを得ている予測は約2.0%だ。この成長率だと世界で5億平方フィートの物流不動産需要が生まれ、健全な回復が始まる見込み。