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日立製作所、衛生管理システムが大黒物流センターで稼働




(株)日立製作所は、同社の無線センサを活用した衛生管理システムが、(株)キョクレイの保有する国内最大級の冷凍物流拠点である「大黒物流センター」の衛生管理用システムに採用され、本格稼動したことを発表した。

今回日立が納入した衛生管理システムは、壁などに設置するだけで温度や湿度などを計測できる無線センサ「日立 AirSense」を活用したもので、無線で計測データをネットワークに伝達できるため、配線工事が不要で低コストでの導入が可能。

また、センサ自体が小型・軽量で小さな区画にも複数のセンサを設置することができるため、よりきめ細やかな温度・湿度監視ができる。

さらに、汎用言語を用いてシステムを構築するため、既設の温度管理システムなどとの連携も容易。この衛生管理システムの導入により、物流現場における衛生管理をより強化することが可能となる。

近年、「食の安全」への消費者の関心が高まる中、食品工場や食品物流センターにおいては、温度や湿度などをより厳しく監視するなど、衛生管理の強化が求められている。

また、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗においても、食品の安全性を確保するために、冷凍・冷蔵ショーケースの保存温度を常時監視することが求められている。

日立は、衛生管理システムを「大黒物流センター」に納入し、既にセンター内に設置されている有線の温度管理システムと日立の無線センサ「日立AirSense」を連携させて、低コストかつきめ細やかな衛生管理を実現する。


●衛生管理システムの特長

(1) 温度・湿度観測ポイントの拡大
 88か所の既設の有線センサでの計測に加え、無線センサ「日立AirSense」を新たに32か所に設置。これにより、特に小区画の多温度帯の部屋でも、きめ細かな温度・湿度計測が可能となった。

(2) 温度・湿度情報をリアルタイムに表示
 有線センサおよび無線センサで計測したデータは、統合的にデータベースに格納されネットワークに繋いだPC上でリアルタイムに表示。PCから倉庫のレイアウト図上に温度データを表示、グラフで温度の推移を確認できる。

(3) 異常警報の自動発信
 温度や湿度の異常をPC画面上に表示。また警報をメールで自動送信、携帯電話での受信も可能なことからPCから離れた場所でも異常を認知することができる。

(4) データの整理・保管
  収集したデータで日報を自動的に作成。また必要な期間・センサのみのデータをCSV形式で出力できるため、データの加工・編集や、顧客からの問い合わせ対応が容易になる。