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日通、蘇州向け海上輸送で新サービスを開始




日本通運(株)はこのほど、新たに蘇州向けの海上輸送サービスを開始し、これにより華東地域向けの高速船サービスは週3便に拡充された。

同社では以前より、博多-上海間を結ぶ週2便の上海スーパーエクスプレス(SSE)を利用した高速輸送サービスを実施しているが、今般、下関と蘇州(太倉港)を結ぶ高速フェリー、上海下関フェリー(SSF))を起用し、主に蘇州を中心とした江蘇省向け貨物の輸送日数短縮を実現するサービスを追加する。

同サービスは、SSEと同様に高速RORO船を使用することで、海上輸送でありながら航空便並みのスピードを確保するとともに、中国側では蘇州太倉港と日系企業が集中的に進出する、蘇州高新区および蘇州工業園区間で設定されている「区港連動制度」を活用し、本船が蘇州太倉港へ入港した当日中のカーゴリリースを実現している。

区港連動制度とは、保税エリア、保税インランドデポ、輸出加工区や保税物流センター、物流園区など税関が管轄するエリアである特定地区の「区」と、実際に貨物を船舶や航空機に積載する港湾、空港などの「港」との間での輸出入通関手続きに関する制度の一つ。

「区」と「港」を一体とみなし、輸出入手続きの際に行っていた複数の手続きを簡素化することにより物流全体に要する時間を短縮し、円滑化することを目的としている。


また、同サービスでは、JR12Fコンテナおよび20F/40F海上コンテナを使用して、日本各地と蘇州太倉CY/蘇州新区CY/蘇州園区CYを結ぶ Rail & Seaサービスや、下関CFSと蘇州太倉CFS/蘇州新区CFS間の混載サービスも提供している。


●新サービスのスケジュール

・SSE 毎週2便     (1)博多:水曜出航、上海:木曜入港、
            (2)博多:土曜出航、上海:月曜入港
・SSF 毎週1便  下関:日曜出航、蘇州太倉港:火曜入港