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GLプロパティーズ、国内物流不動産シェア1位に




7月21日より営業を開始したグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人GLプロパティーズ(株)(以下GLP)は、7月28日に都内本社で記者会見を開き、同社の事業概要を発表した。

GLPは、シンガポール政府投資公社の不動産投資会社GICリアルエステート(GICRE)が、プロロジスとの中国での全事業と日本で保有する物流施設の共同投資持分を取得および共同事業解消に伴い、プロロジスがこれまで行っていたGICREとの共同投資ポートフォリオ運用を引き継ぐことを目的に設立された。

出資額は非公開だが、出資比率はプロロジスの前CEOジェフリー H・シュワルツ氏ら経営陣50%とGICRE50%。

GLPが国内で運営する物件は、東名阪を中心とした8都市71物件、総延床面積は約256万平方メートルの日本最大規模となる。

GLP誕生により国内物流不動産マーケットシェアは大きく異なり、同社が調査した日本における投資家およびデベロッパが所有する物流施設の推定延床面積970万平方メートル(開発物件、既存取得物件含む)のうちGLPが1位(30%)となり、2位AMBプロパティーコーポレーション(11%)、3位ラサール インベストメント マネージメント(10%)、3位日本レップ(8%)、5位にプロロジス(7%)となった。

またGLPでは中国においても18都市60物件を運営しており、運営延床面積は330万平方メートルとなり、日本の施設と合わせると合計600万平方メートル弱。これは東京ドーム150個分に相当する。

GLPではプロロジス日本法人のプレジデント兼共同CEOを務めた三木真人社長を中心に、プロロジスの主要スタッフ(43名)が移籍、新規顧客獲得を目指すアクイジジョン事業と開発事業の2本柱で「国内シェア1位になったが、お客様に対してこれまでと代わらないサービスの提供をしていく」(三木社長)方針だ。

2000年に入り、物流施設の新規需要は06年を機に減少傾向にあるが、「物流の日本のマーケットは変わろうとしている」と三木社長。「荷主企業が自社グループによる物流業務から3PL事業者へアウトソーシングすることで、所有から賃借へのシフト、戦略的立地にある大規模施設への大きなニーズが見込める」とし、「投資家の開発する先進的物流施設は、日本の物流施設全体の1%強に過ぎない。従来の保管型倉庫から流通型倉庫への流れを汲み、都市生活や経済活動を支える重要なインフラとして、高機能かつ環境にも配慮した弊社の提供する物流施設の需要は今後も拡大するだろう」と話す。


●GL プロパティーズ概要

商号       : GL プロパティーズ株式会社
所在地     : 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティーセンター4階
出資比率 : ジェフリー H・シュワルツら経営陣50%、GICRE50%
設立       : 2009年3月12日
営業開始 : 2009年7月21日
代表者     : 三木 真人代表取締役社長
事業内容  : 物流不動産の賃貸・運営管理・開発および、投資助言
従業員     : 43名(2009年7月時点)
U R L       : www.GLProp.com



三木 真人代表取締役社長