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DSS、作業行動分析の技術発表会を開催




(株)DSSは7月30日、「新技術発表会」を東京都千代田区の全電通ホールで開催、産学連携で誕生した技術をもとに開発した「作業行動調査分析システム」のデモなどが行われた。

同システムは足首用センサを装着、必要に応じて作業者の胸ポケットに小型ビデオカメラを装着するだけで、作業行動のコスト調査が可能となる。足首用センザーは赤外線をやりとりし、位置補正機器に送信。そのデータは独自のシステムによって、調査データが重ね合わさる仕組みだ。

建物内で働く作業者の足首に小型自律センサーを取り付け、調査対象エリアに必要数の位置補正機器(MS)を設置することで、作業者の動線(動き方)と滞留時間、立ち寄り回数、歩数などの「見える化」が実現。作業者の行動履歴が一目で分かる「動線図」「移動経路図」や問題点が見える「山積み表」や「滞留グラフ」を作成する。

「作業中の人の行動の見える化こそが最大のコスト削減策です」とDSSの伊藤敏彦社長は胸を張る。同社では6年の歳月をかけ「作業行動調査分析システム」を開発、このほど作業動線と映像が連動する新機能を追加した。

小型ビデオカメラと足首自律センサを調査対象者に付けることで、複数の作業員の長時間に及ぶ作業行動を把握し、新機能も映像も活用することで「誰が見てもわかる・見える化」が実現した。

業種・業態を問わず、生産性の向上と製造コスト削減に貢献できるものとしている。大手自動車メーカーの協力により、製造工場内での検証を積み重ねており、改善への貢献も認めているという。

なお、調査は同社調査員が現場で実施するが、調査後1週間程度で誰が見てもわかる「見える化」のデータとして「分析表示システム」で提案を行う。また、「山積み表と連動した歩行詳細分析機能と簡易シミュレーション機能」を用いることで、工場内・倉庫内の「レイアウト改善策」まで提供できる。

1調査当たりの金額は、調査人数と広さ、日数により変動するが目安として100万円から。同社では今期の売上目標として1億5,000万円を目指す。

                

DSSの伊藤敏彦氏                           デモの模様
                     足首には足首用センサ、胸ポケットにに小型ビデオカメラを装着