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岐阜プラ、物流分野向けにハニカム構造体利用の商品を販売開始




岐阜プラスチック工業(株)は、新素材「TECCELL(テクセル)」によるロジスティックス分野向け商品を開発し、この技術を活用した各種商品をラインナップして9月より製造・販売を開始した。

同社は、伊藤忠商事(株)とハニカム構造体連続成形技術において、昨年ロジスティクス分野においてサブライセンス契約を締結し、今年度は全分野に契約を拡大している。

同技術は、伊藤忠商事とベルギー王国ルーベン・カトリック大学発スピンオフベンチャーEconCore N.V.との間で、アジア太平洋地域及び中東地域における独占ライセンス契約が締結されている。

この技術は、プラスチック(熱可塑性樹脂)によるハニカム構造体の連続成形技術で、ハニカム構造体は従来航空機やスペースシャトル・衛星の壁材など先端産業を中心に使用されているが、在来工法では量産性が高くないことから、コストパフォーマンスが低く、他分野への普及が進まないという課題があった。


しかし、同技術による画期的な量産技術の開発によって、極めて生産性の高いハニカム構造体の製造が実現し、幅広い分野への応用が可能となった。

岐阜プラスチック工業は、本商品のブランドネームを「TECCELL」と命名し、昨年末に世界初となる量産機を導入後、この9月から本格的な商業生産を始め、ロジスティクス分野向けにTECCELLによる各種商品の販売を開始する。


●TECCELLによるロジスティクス商品の特長
(1)高強度・超軽量素材による省資源化・CO2削減など環境負荷軽減。(木材,金属代替)
(2)金型レスによる多品種対応。(射出成形のような高額な金型投資不要)
(3)要望サイズ・要望強度へのオーダーメイド対応。
(4)軽量化によるハンドリング(荷役作業)効率の向上。

これにより同社は、物流資材・梱包資材・マテハン機器・輸送機器などロジスティクス全般における、「素材革命=マテリアル・イノベーション」が始まることを期待している。

ロジスティクス分野向けの商品は、同社・産業資材事業部にて販売し、5年後30億円の売上を計画している。