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富士通と日建リース、取付簡単なカゴ車専用UHF帯RFタグを開発




富士通(株)と富士通フロンテック(株)は9月15日、物流機器総合レンタルを事業展開する日建リース工業(株)の協力を受け、物流などで荷物の運搬を行うカゴ車向けにUHF帯RFタグを開発したことを発表した。

これにより、バーコードで、数量、種別などを1台ごとに管理していたカゴ車の入出荷検品を、フォークリフト積載の状態でカゴ車が重なっていても、タグによる一括読み取りで可能とし、管理作業の大幅な効率化を実現する。

なお、日建リース工業では、同タグをレンタルカゴ車に採用し、カゴ車のレンタル先である顧客に効率的な物流業務運用を提供する。

従来、物流業界をはじめ、レンタル業界の多くの顧客は、カゴ車の紛失や盗難対策を目的として、入出荷、貸与の管理・運用が目視による台帳記入やバーコードによる読み取りなど、いずれも一台ごとに行う作業となっており、この効率化が共通の経営課題となっていた。

そこで、富士通と富士通フロンテックは、金属パイプ構造のカゴ車専用にUHF帯RFタグを開発し、カゴ車の資産管理、入出荷管理、およびレンタル時における管理・運用作業を効率化するとともに、効果的な個品管理を可能とした。

同タグは、金属パイプ構造のカゴ車が大量に重なる中で、UHF帯RFタグ形状が最良となる設置位置にワンタッチで装着できるように開発している。

金属面からUHF帯RFカゴ車専用タグを20mm離して装着し、重なる金属パイプ構造の中で最良の設置スペースを確保することで、上下、左右の方向からも読み取りができ、回収時の折畳まれた状態で、一度に10台程度の一括読み取りを実現する。


●タグの特長
(1)狭いスペースで一括読み取り
      カゴ車が重なっても一括読み取りを実現。10台をフォークリフトで搬送しながら、搬送路の左右に読み取り用アンテナを設置し、通過するだけで読み取り可能。

(2)カゴ車専用構造
      UHF帯RFカゴ車専用タグをワンタッチでカゴ車に装着できる。野外放置、衝撃にも強い構造。

(3)検品効率を3分の1に削減
カゴ車バーコードにより1台ごとの読み取りでは10台で約10秒かかっていた。同タグによる一括読み取りでは、同じく10台を約3秒で完了。

なお、同タグを9月16日から9月18日まで東京ビッグサイトで開催される「第11回自動認識総合展」の富士通ブースに出展する。


●主な仕様
適応規格           :  ISO/IEC18000-6 TypeC
寸法、および質量    :  幅109mm×奥行き55mm×高さ18mm、約25グラム
通信距離           :  約2.5m(4W-EIRP円偏波アンテナ使用時)