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村田製作所、小型低コストUHF帯リーダライタ用通信デバイス開発




(株)村田製作所は9月15日、UHF帯の無線通信を用いたRFIDに用いるリーダライタ用通信デバイスを開発したことを発表した。

UHF帯RFIDの普及には大型で高価なリーダのダウンサイズ、コストダウンが課題だったが、同社は RFIDリーダライタ用通信デバイスを23×13×2.8mmサイズに小型化し、機器の大幅なコストダウンを可能にした。

また、同社は取り付けが容易なRFタグ「マジックストラップ」も商品化しており、タグとリーダ、両方の商品ラインナップにより、UHF帯RFIDの普及を推進している。

現在普及しているRFIDはHF帯を使用しているため、通信距離が短く、その読み取りにはタグとリーダを近接させる必要がある。

一方、UHF帯を用いたRFID通信は最大2~3mまで通信距離を伸ばせるため、リーダを動かすことなく複数のタグを一度に読み取ることができる。しかしながら、現在のUHF帯のリーダライタは非常に大きく、高価なため、広い普及にはまだ至っていない。

同社はこの課題を解決する小型・安価で、携帯機器にも内蔵可能なUHF帯のリーダライタ用通信デバイスを開発した。


●リーダライタ用通信デバイスの特長

(1)小型
従来の他社同等機能品と比較して、体積比約80%のサイズダウンを達成。携帯電話等にも搭載可能。

(2)低コスト
通信回路ブロックをデバイス化し、UHF帯リーダライタの低価格化を実現。

(3)リーダ一つで複数のタグを一度に読み取り可能
UHF帯のRFIDは読み取り範囲が広いため、リーダを動かさなくとも複数のタグを一度に読み取り可能。在庫管理など読み取り作業のスピードアップに貢献。


●用途

・商品の在庫管理
・レジでの一括精算
商品一つ一つにタグをつけることにより、レジで一つ一つの商品の値段を確認せずとも一括で精算が可能。
・模倣品対策
製品本体にRFIDリーダライタを持たせこれと組み合わせて使用する消耗品などにタグを設けておくことで、正規品でのみ機器が動作するように設定可能。



同製品は、10月以降サンプル提供開始。2010年4月より、100万個/月で量産開始予定。サンプル価格は1万円