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DNP、破断性の高い「ホログラム付ICタグ」を開発
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DNP、破断性の高い「ホログラム付ICタグ」を開発
大日本印刷(株)(DNP)は偽造防止効果の高いホログラムと、ID管理によるトレーサビリティ機能をもつRFタグを一体化し、さらに破断性を有する「ホログラム付ICタグ」ラベルを開発した。
近年、高級ブランド品や電機製品などの偽造による被害が拡大する中、各社はその対策に力を入れている。ホログラムは製造に特殊な装置や技術を必要とするため、偽造防止の有効な手段のひとつとして、クレジットカードや金券、商品のブランド保護などの用途で幅広く使用されているもの。
また、ブランド品などの高額商品の場合、盗難、紛失対策のため、厳格な生産・流通管理が求められており、今回同社は、これらのニーズに応えるべく、ブランド保護と生産・流通管理をともに実現する「ホログラム付ICタグ」ラベルを開発した。
今回開発したラベルは、RFタグのアンテナ基材フィルムとホログラムの一部分に、同社独自の特殊な形状のスリット(切り込み線)と強力粘着層を設けている。商品に貼付された同ラベルを剥がそうとすると、強力粘着層によってホログラムやRFタグの一部が破損するとともに、スリットに沿ってRFタグのアンテナが断線し、通信不能になる。
無理に剥がそうとした際、強力粘着層により破損したラベル
このため、正規品から剥がした同ラベルを偽造品に貼付することが不可能となる。また、商品流通における管理者は、RFタグの読み取り不能という異常を認識することで、該当商品が偽造品かどうかを速やかに確認でき、適切に排除することができる。
同時に、高精細な立体画像を表現するホログラムは、ホログラム自体の偽造が困難なため、目視による真贋判定が容易。これらの機能により、ラベルの貼り替えによる偽造品の流入・流出を防ぐとともに、適切な生産・流通管理によるトレーサビリティが可能となる。
厳格な管理が求められる医薬品の場合、その生産・流通プロセスで、使用期限切れや不具合などの問題が発生した場合、その波及範囲を特定し、迅速に対処するためのトレーサビリティ機能が必須となっている。同時に、その製品自体の正当性を確保すべく、高度な偽造品対策も必要とされている。
これらの要件に加えて、偽造品にラベルを貼り替えることで、真正品として流通されるのを防ぐために、剥がした時に破断しやすい高いラベルを使用することで、貼り替えるという行為そのものを防止する有効な対策となる。
このような特長をもつ同ラベルをトレーサビリティ可能な封緘シールとして活用することで、医薬品以外の製品においても、輸送用資材(箱・コンテナ等)ごとのすり替え防止や、中身の盗難防止など、確実な物流管理を実現することが期待できる。
【価格】
10万枚の場合、1枚当たり150円前後(掲載画像と同じ仕様・デザインの場合)。
なお、DNPは「ホログラム付ICタグ」を、18日まで東京ビッグサイトで開催中の「第11回自動認識総合展」のDNPブースに出展している。
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