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CTC、位置情報をリアルタイムに可視化するソリューション提供



伊藤忠テクノソリューションズ(株)(CTC)は、リアルタイムロケーションシステムの世界的マーケットリーダーであAeroScout Inc.の日本法人、(株)日本エアロスカウトと販売代理店契約を締結し、9月17日よりリアルタイムロケーションソリューションの提供を開始した。価格は300万円から。

工場や物流の現場において、昨今の経済情勢の変動に柔軟に適応できる環境を構築するためには、RFID等の技術を用いて現場でのトラッキングデータやトレースデータをリアルタイムに把握することが必要となる。

しかし、そのためのシステム導入やレイアウト変更ごとにコストがかかるため、ネットワーク基盤の共用化による投資低減やROIを最大化する方策が求められている。

また、従来型のパッシブRFIDでは、タグ/リーダー間の通信距離が短く、レイアウトに及ぼす制限等が多いことが、そして、近年台頭しつつあるアクティブRFIDでは、イベント発生の瞬間を捉えることが難しく、リアルタイム性を追求すると電池寿命が短くなることが課題だった。

このたび、CTCが取り扱いを開始するAeroScout社製品は、利用環境に応じて人や物の位置やイベント発生をリアルタイムに把握するためのWi-Fiを基盤とした製品だ。

標準的なWi-Fi無線LANを使用し、アクティブ方式とパッシブ方式の長所を組合せた「ハイブリッド方式」とすることで、「位置」「存在」「通過・接近」情報をリアルタイムに検知、伝えるシステムを、投資を抑えながら実現する。


同社では既に、社内検証はもとより、部品加工現場や構内物流でAeroScout社製品を使用した実証実験も行っており、今後は工場・物流シュミレーションシステム及びGISソフトウェア等の位置情報システムとの連携も視野に入れ展開していく。



●AeroScoutの特長

* 標準的なWi-Fi無線LANを使用し、屋内外の「位置」、「存在」、「通過・接近」の情報をリアルタイムに収集。
* アクティブ方式とパッシブ方式のハイブリッド・タグ(AeroScout社の特許)
* 検知距離は、屋内100m前後、屋外200m前後(設置環境により距離が短くなる場合があります。)
* 位置・イベント情報を加工して業務での使用を可能にするアプリケーション「MobileView」
* Cisco Systems社、Aruba Networks社などの代表的な無線LANベンダーと提携
* 生産システムや物流管理、資産管理システムなどとも連携


●リアルタイムロケーションシステム(RTLS)について

「位置情報」をリアルタイムに検知、加工して、資産や生産工程の動的管理、トラッキングや店舗における消費者行動の分析、サービスなどを提供するシステム。
Wi-Fi無線LAN方式は、電波強度や電波到達時間を演算して、工場敷地内や物流倉庫・ヤード内および工場、オフィスや医療施設、大型商業施設などの屋内外位置情報をシームレスに収集加工して利用することができる。