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フェデックス、静粛性と高燃費効率の777型フレイター初号機導入



フェデラル エクスプレス(フェデックス)は9月23日、ワシントン州エバレットで開催されたボーイング社によるセレモニーにおいて、米系国際航空貨物輸送会社では初となる777型フレイターを受領した。

フェデックスのアジア太平洋地域社長ディビッド・L・カニングハム Jr.氏は、「優れた貨物搭載量、燃費性能や環境効率、そして長距離航続性能を誇る777型フレイターの導入により、短いフライト時間で多くの長距離直行便を提供することが可能となり、サービス向上につながるほか、アジア太平洋地域の長期的な航空貨物需要の伸びに対応できるようになる」と述べた。

世界最大の双発貨物機である777型フレイターの貨物搭載量は21万5,000ポンド(98t)、航続距離は双発貨物機の中では最長の約 6,675マイル(約10,742km)で、米国の東海岸から西海岸までの距離の約3倍にあたる。

なお、現在同社の長距離路線向け主要航空機であるMD-11型フレイターと比較すると、航続距離は2,400マイル(約3,862km)以上延長、貨物搭載量は1万4,000ポンド(約 6.35t)増大する。さらに、アジアと米国を結ぶ路線の運航時間を、MD-11型フレイターに比べて1~3時間短縮する。


●777型フレイターの主な特長

    ・ MD-11型フレイターに比べて消費燃料を18%削減
    ・ 最新鋭のエンジンテクノロジーの採用で排出量を18%削減
    ・ 最新の騒音低減テクノロジー搭載で各空港の標準値を満たす静粛性能により離発着時の騒音を低減
    ・ 同クラスの航空機よりもメンテナンス費と運航コストを低減


同社は2010年4月までに4機の777型フレイターをアジア−米国路線に投入、2014年度末までに合計15機を保有する予定。また、追加発注した15機を2014~2019年度に受領する予定であるほか、15機のオプションを有している。

ボーイングの最新市場予測によると、主に画期的な消費者向け製品の開発や産業全体の世界レベルでの相互依存といった要因にけん引され、今後20年間にわたりアジア太平洋地域における航空貨物市場の伸びは平均で年率5.4%となり、同地域は長期的な航空貨物の成長において世界をリードする市場となることが見込まれている。