流通研究社の物流ポータルサイト□□Logistics System Station□□
TOP > 新着情報 > 椿本チエイン、四国化工機と高速垂直搬送機を共同開発


新着情報


椿本チエイン、四国化工機と高速垂直搬送機を共同開発



(株)椿本チエインは、四国化工機(株)と共同で、ジップチェーンによる高速昇降機能を組み込んだ高速垂直搬送機を開発し、「つばきジップレータ」(椿本チエイン)/「スカイジップ」(四国化工機)の商品名で、10月15日より販売を開始した。

各種生産ラインでは、天井ラインへの移載や通路対策(作業動線確保)のために、搬送ラインに垂直搬送部を組み込んで立体的な連続搬送ラインを構成している。

ケース、コンテナ、クレート(飲料用通い箱)など中軽量物用の垂直搬送機は、エンドレスチェーンを使って荷受台を昇降する方式が主だが、コンパクト化、繰り返し停止精度向上や多点停止、メンテナンス性向上が課題となっていた。

四国化工機では、従来のエンドレスチェーン方式に代わって、ジップチェーンで直接荷受台を昇降する椿本チエインのジップチェーンリフタの機構に着目し、垂直搬送機用に開発したジップチェーンユニットによる高速昇降技術と、四国化工機の食品業界向け自動化装置技術を融合することにより、高速昇降、省スペース、メンテナンス性向上、サニタリーを実現した。

用途は、中軽量物(50kgまで)の垂直搬送用で、その1号機が乳飲料の充填・包装ラインにおいて天井ラインへの移載および通路確保用に稼働しており、工場スペースの有効活用に貢献している。


今後は、椿本チエイン、四国化工機それぞれの販売ルートにて販売開始するとともに、1階から2階への移載などにも対応できる高揚程(3,000mm)タイプの開発も予定している。


●「つばきジップレータ」/「スカイジップ」の特長

(1)コンパクト <同等品との比較で1/3~2/3の省スペース化>
専用に開発した駆動部は、ジップチェーンの特長を生かしたコンパクト設計。
付帯設備が不要のため、設置面積の省スペース化が図れる。

(2)高速昇降と高精度運転 <昇降速度最大100m/分>
荷受台昇降は、ジップチェーンにより直接押し上げるダイレクト方式とすることで、
安定した高速昇降と高精度運転(高い繰り返し位置決め精度)を実現した。

(3)メンテナンス工数削減

チェーンの露出が少ない構造のため、メンテナンス性も大幅に向上。
ケース内の清掃も容易になった。

(4)サニタリー
フレーム等にはアルミやステンレス材を採用。ジップチェーンユニットは本体下部に内蔵する構造のため、
駆動部の露出がないためケース内をクリーンに保つ。

(5)フレキシブル

荷受台の停止位置決め精度が高いため、ケーサーなど前後工程との乗り継ぎもスムーズ。
また、中間停止も可能のため、設置場所に応じて多様なレイアウトに対応。
   
・搬送物サイズ     : 300×300×400mm~700×700×400mmの8サイズに対応
・揚程(昇降ストローク): 2000mm以内
・搬送物重量        : 50kgまでの中軽量物
・搬送形式          :Z型、C型、SZ型など様々な搬送形式に対応
                    (上から下への搬送、停止位置設定含む)

・価格                        :Z型標準機種400万円(税込み)
                    500mm×500mm×400mmの搬送物用、導入コンベヤ含む