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三井物産、福岡市東区で物流施設を竣工



三井物産(株)は11月5日、福岡市東区香椎浜で本年2月から着手していた延床面積2万3,500平方メートルの物流倉庫建設が、このたび竣工したことを発表した。

同施設は、同社の九州での初めての自社案件による物流倉庫で、総事業費は約30億円。アジアに近い博多港に物流拠点を設けることで、九州と中国、韓国、ロシアなどを結ぶ「環黄海物流網」の構築につなげていく狙いだ。

香椎浜地区は海陸空の物流拠点へのアクセスが良く、自動車産業を主体とした九州経済の物流の中心地として、今後ますます重要性が高まると期待されている地域だ。

また、福岡市はアジアのゲートウェイと位置づけられており、博多港は上海まで1,000キロメートル、釜山まで 200キロメートルというアクセスの良さにより、今後、アジアの物流拠点としてさらなる倉庫需要が見込まれている。

博多港の国際海上コンテナ取扱数は、08年には04年に比べ約1.24倍の約759,876TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)まで拡大した。

博多−上海間には、両港を28時間で結ぶ高速RORO船が就航しており、生活雑貨、衣料品、コンピュータ関連部品等短い輸送リードタイムが要求される商品を、航空機並みのスピードで、かつ安価に運送する手段として活用されている。

三井物産は、これまで物流事業で蓄積してきたマクロ、ミクロの物流動静や施設の分析力、物流企業との友好関係を背景に物流施設開発を展開しており、今後も優良案件を厳選し、物流施設を供給していく方針だ。


●新施設概要

所在地        :福岡市東区香椎浜3丁目15-16
用途地域   :準工業地域
敷地面積   :8,751.57平方メートル(2,647.34坪)
延床面積   :23,521平方メートル(7,115坪)
構造         :S造(一部SRC造)
有効高       :1階 6m/3階~5階 5.5m
床荷重       :各階     1.5t/m2
設備           :荷物用EV 3.5t     3基
垂直搬送機  :2.0t     2基
常用EV        :13人乗り 2基
アクセス       :福岡市高速道路貝塚JCTより2.9km香椎浜ランプより3.1km