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プロロジス、神奈川県の物流施設がCASBEE Sランク認証取得



プロロジスは11月10日、同社が神奈川県座間市に運営中のマルチテナント型施設「プロロジスパーク座間 I 」が、竣工段階において(財)建築環境・省エネルギー機構の制定する"CASBEE-新築"の最も高い評価であるSランク認証を取得したことを発表した。

CASBEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency / 建築物総合環境性能評価システム)は、建築物の環境性能を評価し格付けするもので、省エネや省資源、リサイクル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価するシステム。

「プロロジスパーク座間 I 」が認証取得したSランクはCASBEEの5つのランキング(S、A、B+、B-,C)の中で最高ランクとされる。

同施設は、物流施設として国内最大規模の発電出力1メガワットの太陽光発電システムの導入など自然エネルギーの活用、断熱性能の高い外装や、高効率設備機器の採用など省エネルギーへの配慮、敷地境界部分に重点的に配置した敷地内緑化による周辺環境との調和、さらに免震装置の導入などによる施設の耐久性などが評価された。

なお、認証における評価の基準となる指標BEE(Building Environmental Efficiency:建築物の環境性能効率)は3.9と物流施設として最高の値となった。

同施設は、09年5月に竣工した大型物流施設であり、同社が全世界で推進するサステイナブル(持続可能)な物流施設として、環境に配慮し、人とモノにやさしい物流施設としての様々な取り組みを行ってきた。



●同施設の主な取組み

(1)特許取得している免震構造(杭頭免震)を導入、地震発生時にも荷崩れや保管物の破損を防ぎ、施設内で働く従業員の安全を確保

(2)プレキャストコンクリート免震構造の採用で、倉庫内にはブレースや構造壁のないフレキシブルな大空間を確保

(3)敷地内に3時間の降雨量を想定した雨水浸透貯留槽を設置し、河川氾濫の抑制と地下水への還元に貢献

(4)敷地南側座間市道沿いを歩道として整備し座間市に提供

(5)計画中の「プロロジスパーク座間 II 」と共用のレストラン、売店、託児所を敷地内に別棟で設置

(6)外壁に省エネルギー効果の高い金属性断熱サンドイッチパネルを採用

同社では、さらに今後開発する施設についても、CASBEE基準を満たすべく質の高い、環境に配慮した物流開発を進めていくとしている。