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全ト協、EMS機器・ドライブレコーダーに関するアンケート結果公表



(社)全日本トラック協会と都道府県トラック協会は、EMS機器及びドライブレコーダーの使用実態に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

同協会では、エコドライブを計画的かつ継続的に実施し、その運行状況について客観的評価や指導を一体的に行うEMS(エコドライブ管理システム)と、事故や急加速・急減速などの一定の衝撃が生じた際にその前後の映像や走行データを記録するシステム(ドライブレコーダー)の普及を図るため、「EMS・ドライブレコーダー機器導入促進助成事業」を実施している。

今回、助成事業を利用して事業者に導入された機器等について、その使用実態や課題等を明らかにし、各機器メーカー等への要望事項および今後の助成事業のあり方について検討を行うため、助成事業を利用している事業者を対象としたアンケート調査を行った。


●調査の内容
調査期間    :09年8月1日(金)~9月15日(火)
          都道府県トラック協会を通じて対象事業者へ配布
対象者      :EMS機器またはドライブレコーダーを導入した会員事業者
調査項目    :
        (1)現在使用している機器の状況及び機能等の評価
        (2)現在使用している機器への要望及び今後開発が期待される機能
        (3)機器を搭載する車両及び事業者の基礎的情報
回収状況    :EMS機器…373事業者
                 :ドライブレコーダー…229事業者


●調査結果の抜粋

<EMS 機器>

◆燃費改善効果
・「十分に改善した」(43.7%)、「やや改善した」(49.3%)を合わせると、93%となり、多くの事業者が燃費改善効果を感じていることがうかがえる

◆燃費改善率
・燃費改善率を聞いた結果、「5%以上10%未満」が121事業者と最も多かった。
・平均燃費改善率は7.9%であり、25%以上燃費改善した事業者が4事業者あった。

◆「その他の効果」
・安全運転およびエコ運転に対する意識が向上した・車検、修理代、保険料が減った
・重大事故がなくなった/事故内容が軽微になった・速度の管理が十分に出来るようになった
・ひき逃げ捜査で運行軌跡により容易に回答する事ができた・運転者指導がし易くなった
・荷主からの評価が良くなった/災害など荷主に的確な情報を報告できた


<ドライブレコーダー>

◆事故防止効果(複数回答あり)
・「導入前と変らない」(7.4%)、「無回答・無効」(1.7%)を合わせると9.1%となり、90%を超える事業者が導入効果を感じていることがうかがえる

◆事故減少率

・事故減少率を聞いた結果、「50%以上75%未満」が27 事業者と最も多く、「75%以上」のうち減少率「100%」が13事業者であった。

◆「その他の効果」
・急発進・急ブレーキ・無理な追越も減少し、安全な車間距離で走行できるようになった
・事故時の有力な証拠となり、ドライバーにとって主張通りの不利のない過失割合となった
・危険箇所や危険予知を第三者も確認できて、共通の認識がもてる
・車両異常による急ブレーキ時の解析に役立った。スピード、車間距離、運転姿勢が見え、指導し易い


▼詳細はこちら
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/report/EMS_drive-recorder_chosa.pdf