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安川電機、移動経路の周辺状況を認識し動作補正するロボット発売
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安川電機、移動経路の周辺状況認識し動作補正するロボット発売
(株)安川電機は11月19日、製造業・非製造業を問わず搬送用途に適用可能な移動ロボット「RoboPorter(ロボポータ)」を開発・製品化し、12月10日より受注開始することを発表した。
同社の産業用ロボットは、溶接・塗装・組立等の生産ライン上の各工程に設置・固定され、送られてくるワーク(加工対象)に対して作業を行っている。
このたびのワーク工程間移動に適用可能な移動ロボットRoboPorterの開発により、生産ラインに点在するロボットを線で結び、同社ロボットによる自動化の範囲拡大が可能となる。
同社ロボットでの統一により、各ロボット間の親和性向上によるシステムの簡素化や、対応窓口一元化での要求機能に対する対応力向上・迅速化等により、顧客固有の生産ライン構築に柔軟に対応できる。
また、この移動ロボットRoboPorterは、サービス(業務支援)ロボット実用化への取り組みの中で、自律走行が可能な移動ロボットを目指して開発された機能の適用により、製品化し市場投入したもの。
今後同社では、市場投入による顧客からのフィードバックを取り込み、移動ロボットのさらなるレベルアップを行うと共に、人手不足が深刻化するサービス分野での自動化で、安全性や操作性を含めた要求の実現と製品化を図り、事業分野の拡大を図る。
●「RoboPorter」主な特長
RoboPorterは、移動軌道を規定するガイドテープを必要としない。ロボット本体に記憶された軌道データと、各種センサでの空間認知により正確に軌道上を移動する。
これにより多岐に渡る軌道設定が容易で、現在位置から任意のポイントへの最短軌道の選択を可能とし、移動時間の短縮を実現。
さらに、複数台の効率運行を可能にするホストPC用運行管理ソフトの同梱や、バッテリの自動充電機能及び交換を容易にする構造にも対応。また、各種センサによる空間認知を2重3重の監視機能としても使用し、安全性を向上させた。
(1)空間認知による軌道補正
本体前面にビジョンセンサを装備、周囲状況を逐次画像認識しロボットが記憶する画像データと比較することで、位置・方向の軌道補正を実現。さらに、目的地周辺での精細な位置確認にはレーザ距離センサによる測長を行い位置決め精度の向上を行う。
(2)経路計画
積載物の行き先に応じて、多岐に渡る軌道から効率的なルートをロボット自身が判断、選択して走行する。また、行き先到着時には、ディスプレイ・自動運転表示灯・警報音によって作業者に告知。通信機能搭載で、ホストPCと通信することにより、効率的な運行管理を実現。
(3)電源管理
バッテリ充電は、作業者が充電器を接続して行う方法のほか、ロボット本体からバッテリ自体を容易に取り外せる設計。予備バッテリ(オプション)との交換で、ロボットの休止時間を最小限にできる。
(4)安全機能
本体前面中央部のレーザ距離センサ、および本体前面の光電センサにより、進行方向に存在する障害物を検出し、減速停止する。非常停止ボタンを装備、駆動モータ主回路電源を強制的に遮断し停止する。
●主な用途
・組立工場でのセル内部品供給
・物流倉庫での物品仕分け
・オフィスビルでの社内便配送
●販売計画
・販売開始 :12月10日
・販売計画 :2010年度 100台/年 次年度以降 300台/年
・販売価格 :630万円/セット (税込み)
〔ロボット本体、充電器、運行管理ソフトを含む〕
なお、同製品は、2009年11月25日から28日まで東京ビッグサイトで開催される「2009国際ロボット展」の安川電機ブースにて展示・実演を行っている。
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